お問い合せ

「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える ㊳

毎日、テレビ映像で、イスラエルとイスラム組織「ハマス」の衝突を

見ております。

特に、生まれた子供たちの悲惨な映像を見ていると、何だか心が

痛みます。

日本では、就任早々の副大臣が辞任、更迭等を見ていると、日本の

世界的立場の希薄さを感じる今日この頃です。


 

—–「国の道をひらくために-わが事の思いで」—

 

同じ国土、同じ国民、同じ国富、つまり材料が同じでも、政治のやり

方一つ、政治家の心がけ一つで、国家の盛衰、国民の幸不幸が根本

的に左右されてくるのである。国家の運営も会社の経営も、また商店

の経営も団体の運営も、すべてみな同じことが言えるのであろう。

他人事ではない。わが事である。わが事の思いで、今一度、政治を

吟味したい。経営を吟味したい。そして個人として、また国民として

のわが身のあり方を静かにふりかえってみたい。

 

—–「国の道をひらくために-平和と闘争」—-

 

平和と闘争とは相容れないもので、ことばのうえでも事実のうえでも、

全く正反対のものである。平和はあくまで平和であり、闘争はあく

まで闘争である。

ところが近ごろは、平和のための闘争などという奇妙な言葉が口に

され、口にされるばかりでなく、この言葉に基づいて、何かとハデな

闘いが展開される傾向が強い。

(中略)

戦争の悲惨さは、もう今日世界じゅうのだれもが身にしみて体得して

いるところで、だから世界の人びとは、平和を得るために戦争を

起こすなどという愚かな考えは、できるだけこれを避け、平和のうち

に平和が得られるよう、真剣な努力を重ねているのである。

われわれも、もうそろそろ大人になっていいころである。仲よくする

ためになぐり合いをするなどという稚気に類した振舞はもうやめて、

平和な話し合いのうちに、平和の繁栄の生活が得られるようおたがい

に最善の考慮をはらいたい。

われわれの周囲には、日常こんな問題がたくさんあるのである。

 

—–「国の道をひらくために-談笑のうちに」—-

 

わが国も、戦後は言論の自由がゆるされて、そのために世の中が

ずいぶんと明るくなったが、その反面にカンカンガクガクの徒が

やたらにふえて、黙々と働くという気風がいささか薄れたようにも

思われる。論多くして国栄えず、とまでは言わないが、この点おた

がい に静かに反省してみてはどうだろう。

(中略)

朗らかに語り合い、黙々として働く—-おたがいにエンコしない

うちに、国家として、また国民としてこんなことを心がけてみたい。

 

「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える参考にしたいと思います。

 

 

2023年11月14日

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

 

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