「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える ㊲
今日は、第18回世田谷246ハーフマラソンの日です。
天気予報は曇でしたが、あいにくの小雨。そして、とても寒いです。
自宅から走っているランナーが見え、〝頑張れ〟と心で叫びました。
「国の道をひらくために-国の道」—
人はさまざま。だからさまざまの人生があり、さまざまの人の歩む
道がある。そのいずれの道であろうとも、たとえそれがひっそりし
た道であろうとも、それぞれの道をそれぞれにきりひらいてゆくこ
とは、決して容易ではない。人おのおの精いっぱいの心根がそれぞ
れにこもらねばならない。ボンヤリしていては道はひらけぬ。
他人まかせでは道はひらけぬ。
(中略)
ボンヤリしていては道はひらけぬ。他人まかせでは道はひらけぬ。
つまりは、われ他人とともに懸命に考えて、わが道をひらく如くに、
国の道をひらかねばなるまい。
—–「国の道をひらくために-覚悟はよいか」—
日々の営みのなかにおいて、おたがいに刻々に、その覚悟のほどを
問われているわけで、たとえば今日のこの交通地獄の中では、一歩
家の外へ出れば、いついかなる危険がふりかかるか分からず、すで
にここにおいても、その覚悟がうながされているわけである。
すべてのことにおいて、いろいろの姿で刻々に〝覚悟はよいか〟と
問われているのである。そのことをみずから察知して、自問自答す
るかしないかは、その人の心がけ一つであろう。
—–「国の道をひらくために-信念のもとに」—
時代は変わった。人の考えも変わった。しかし信念に生きることの
尊さには、すこしも変わりはない。いや今日ほど、事をなす上にお
いて信念を持つことの尊さが痛感されるときはない。為政者に信念
がなければ国はつぶれる。経営者に信念がなければ事業はつぶれる。
そして店主に信念がなければ店はつぶれる。誇りを失い、フラフラ
しているときではない。
正しい国是を定め、誇りある社是を定め、力強い天是をきめて、強い
信念のもとに、自他ともに確固たる歩みをすすめたい。
そこから国家の、事業の、お店の、そしておたがい個々人の真の
繁栄が生み出されてくると思うのである。
「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える参考にしたいと思います。
2023年11月12日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美