今日の気づき-「パワハラ」の考え方
2023年11月9日日経新聞夕刊-「ニュースプラス /私のリーダー論
コマツ社長 小川 啓之/上」の記事を拝見致しました。
その記事の中で、次の四字熟語が出ており、インターネットで
調べてみました。
—-インターネットより抜粋—
□ 言行一致(げんこういっち)
発言した内容と行動が同じで、矛盾が生じていないこと。
□ 脚下照顧(きゃっかしょうこ)
道元和尚の「脚下照顧」という漢字の意味は、 「足下を照らし、
顧みよ」ということです。つまり、他に対して理屈を言う前に自分
の足もとをよく見て、自己を反省しなさいという意味です。
私は、「言行一致(げんこういっち)」ではありません。また、次の
ような四字熟語を思い出しました。
□ 不言実行
あれこれ言わず、黙ってなすべきことを実行すること。
▽「不言」は何も言わないこと。
□ 有言実行
「有言実行」は「言ったことを必ず実行する」という意味です。
この言葉を辞書で引くと【不言実行をもじって作られた語】と
書かれています。2023/04/26
私は、社会人時代は、「有言実行」を心がけておりました。
特に、自分が企画立案し、企画実行者として、働いていた時は。
現在-満68歳、「不言実行」を心がけております。なぜならば、
「パワハラ」が影響しております。
□ パワハラに当たりうる言葉とは、以下のようなものが
あります。
● 脅迫(「目標が達成できなければ辞めますと一筆書け」など)
● 名誉棄損(「新人以下だ」など)
● 侮辱
● ひどい暴言(「給料泥棒」「寄生虫」など)
● 私的なことに対して過度に立ち入るような言葉
私が若い時-1980年代は、仕事では、「パワハラ」は日常的でした。
それでも「反骨心」がわきおこり、いつか見返ししてやる、という
気概を抱いたものです。時代背景が異なるため、一概には「パワハラ」
が絶対にいけないとは言えないように感じます。
自分-加害者が決して意識していなくても、相手-被害者が「パワハ
ラ」だと受けとれば、どうなるでしょうか。
従って、現代は「不言実行」の気持ちで、相手に接した方が良いの
ではないでしょうか。
コミュニケーション(力)の重要性は、大事であることは認識して
おりますが、阻害しているのが「パワハラ」のように感じます。
決して、「パワハラ」を容認しているわけではありませんが、現代の
若い人-社会人の方々は、先輩諸氏からの知識や仕事等の享受を受け
にくいようにも感じます。
仕事に関して、知識に関して、モチべーションに関して、コミュニ
ケーション向上等に。
厚生労働省「職場におけるハラスメント対策マニュアル」をインター
ネットで検索してみました。詳細に明記されておりますが、大変、
難しいと感じました。
「何がハラスメントに該当するのか」「何をしなければハラスメン
トに該当しないのか」。この判断を瞬時に判断して、会話やコミュ
ニケーションをとるのは、難しいと思います。
人間対人間ですので、もっと素直に、大らかに、真摯に、楽な気持ちで、
接したいものです。
2023年11月11日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美