「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える 最終
「大谷翔平 ア・リーグMVPで今年〝8冠〟に」
昨日からこのニュースを見るたびに、嬉しく感じます。
来季の活躍を期待したいと思います。
このような明るいニュースを毎日、目にしたいものです。
〝「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える〟は、本日が
最終となります。
次回からは、「健康を考える」をテーマに、ご紹介致します。
—–「国の道をひらくために-求めずして」—-
〝苦しい時の神頼み〟というけれど、おたがい人間、困って悩んで
セッパつまれば、やはり思わず手を合わし、神仏に祈りたいような
気持ちになってくる。どうかお頼み申します、どうかこのねがいを
おきき届けください—いろいろさまざまのねがいやら求めに、神仏
もたいへんであろう。
人情としてこれもやむを得ないとはいうものの、それにしてもおた
がいに、あまりにも求め過ぎはしないか。頼みすぎはしないか。
頼りすぎはしないか。
(中略)
日々の暮らしの上でも、あまりにも他を頼り、他を求めすぎては
いないか。求めずして己を正す態度というものを今少し養ってみたい。
—–「国の道をひらくために-大衆への奉仕」—-
時代は日とともに進み、人もまた日とともに進歩する。今や大衆は、
きわめて賢明であり、そしてまたきわめて公正でもある。この事実の
認識を誤る者は、民社主義の真意をふみはずし、民主政治の育成を
阻害して、みずからの墓穴を掘り進むことになるであろう。
くりかえして言うが、今日、大衆はきわめて賢明であり、またきわめ
て公正である。したがって、これを信頼し、これに基盤を置いて、
この大衆に最大の奉仕をするところに、民主政治の真の使命があり、
民主主義の真の精神がひそんでいると思うのである。
国家繁栄への道も、ここから始まる。
—–「国の道をひらくために-ダムの心得」—-
川にダムが必要なように、暮らしにもダムがほしい。物心ともにダム
がほしい。ダラダラと流れっ放し、使いっ放しの暮らしでは、まこと
に知恵のない話。
大河は大河なりに、小川は小川なりに、それぞれに応じたダムが
できるように、人それぞれに、さまざまの知恵を働かせれば、さま
ざまのダムができあがるはずである。
個人の暮らしの上だけではない。商売の上にも、事業の経営の上にも、
このダムの心得がぜひほしい。
—–「国の道をひらくために-日本よい国」—-
春があって夏があって、秋があって冬があって、日本はよい国である。
自然だけではない。風土だけではない。長い歴史に育まれた数多くの
精神的遺産がある。その上に、天与のすぐれた国民的素質。勤勉に
して誠実な国民性。
日本はよい国である。こんなよい国は、世界にもあまりない。だから、
このよい国をさらによくして、みんなが仲よく、身も心もゆたかに
暮らしたい。
よいものがあっても、そのよさを知らなければ、それは無きに等しい。
「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える参考にしたいと思います。
2023年11月18日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美