お問い合せ

「健康を考える」-「糖尿病薬」

2023年11月28日読売新聞に、「糖尿病薬の不足 美容目的の使用に

歯止めを」のタイトルで記事が掲載されておりました。

同様の内容がテレビでも報道されており、興味をもちました。

実は、私は生活習慣病の為、毎日薬を5錠飲んでおります。

「代表のブログ」でも何度もお伝えしていますように、「若気の

至り」の結果となります。

服用している薬の一つに、糖尿病予防の「トラディアンス配合錠」

があります。

 

□ トラディアンス配合錠は何の薬ですか?

 

トラディアンス®は2型糖尿病(ただし、エンパグリフロジン及び

リナグリプチンの併用による治療が適切と判断される場合に限る)

に対し使用される、選択的SGLT2阻害/胆汁排泄型選択的DPP-

4阻害薬配合剤です。

 

□ トラディアンス配合錠の効能は?

 

この薬の作用と効果について

インクレチンを分解する酵素を阻害することにより、血糖が高い時に

インスリン分泌促進作用並びにグルカゴン放出抑制作用を増強して

血糖コントロールを改善し、また、腎臓においてグルコースを再吸収

するSGLT2を阻害することにより、尿中のグルコース排泄量を増加

させ、血糖を低下させます。

 

□ トラディアンス配合錠の副作用は?

 

8.6.1. 悪心・嘔吐、食欲減退、腹痛、過度な口渇、倦怠感、呼吸

困難、意識障害等の症状が認められた場合には、血中又は尿中ケトン

体測定を含む検査を実施し、異常が認められた場合には投与を中止し、

適切な処置を行うこと。

 

□ トラディアンスはいつ飲みますか?

 

本剤は、1錠の中にインスリンの分泌を促すトラゼンタ錠と、尿中に

糖を排泄させるジャディアンス錠の2種類の血糖を下げるお薬が含ま

れています。 ●毎日、朝食前または朝食後に、水またはぬるま湯で

服用してください。

 

私は、この薬を服用して3年になりますが、体重が約10kg減少致

しました。YouTubeやBSテレビのコマーシャル等々で、「ダイエ

ット」や「便秘解消」等々に効くサプリメントの情報を聞いている

と「本当に効果があるのか」とつい疑問を抱いておりました。

しかし、私の服用している薬-血圧を下げる薬2錠・血液中の脂質を

改善する薬1錠・心臓の血行をよくする薬1錠・コレステロールを

下げる薬1錠を飲み続けて、体調もよく、健康を維持しています。

ただ、適度な運動もしていますし、バランスのよい食事を取ること

やストレスをあまり抱えないようにも努めております。

「相乗効果」=「シナジー」が大事だと思います。

5種類の薬を服用することや適度な運動、バランスのよい食事、スト

レスを抱えないことが、「相乗効果」=「シナジー」に繋がるのだと

思います。

安易に薬に頼るのではなく、「相乗効果」=「シナジー」を考え、

「健康」を維持すべきだと感じました。

 

それでは、記事をご紹介致します。


—-インターネットより、抜粋—–

 

糖尿病薬の不足 美容目的の使用に歯止めを

2023/11/28 05:00

 

糖尿病の治療薬が美容目的の「やせ薬」として使われ、病気の患者に

行き渡らない状況にある。目的外使用は健康被害の恐れもあり、歯止

めをかける必要がある。

この糖尿病薬は「GLP―1受容体作動薬」と呼ばれ、血糖値を

下げるほか、食欲を抑える働きがあるとして普及している。

現在、このタイプの薬の供給不足が深刻化している。減量効果に期待

した世界的な需要の高まりに加え、自由診療の美容クリニックが、

楽な 痩身そうしん法として処方しているのが一因とされている。

こうした状況を受け、日本医師会は、薬の不適切な使用について

「医の倫理に反する」と批判している。厚生労働省も適正に使用

するよう呼びかけた。

費用を全て自己負担する自由診療で、美容医療を受けること自体は

一般に行われている。ただ、病気を治すための薬が美容目的に使わ

れることによって、病気の人が希望する治療を受けられなくなる

事態は本末転倒だ。

糖尿病の患者や医師の団体は国に対し、この薬の安定的な供給を要望

している。国は、必要な薬が病気の治療を手がける医療機関に優先

的に届くよう、ルールづくりを検討すべきではないか。

糖尿病ではない健康な人が、この薬を使った場合の安全性は確認さ

れていない。安易に使えば重い低血糖や 膵炎すいえん(すいえん) 

といった深刻な副作用を起こす可能性もある。

健康保険組合連合会の調査では、病気の治療を手がける医療機関の

保険診療でも、糖尿病ではない患者に処方した疑いのある事例が

散見された。医師は、不適切な処方を厳に慎むべきだ。国は監視と

指導を強めてもらいたい。

インターネット上には、「医療ダイエット」と称し、糖尿病の薬を

使った痩身を 喧伝けんでん する美容クリニックの広告がいくつも

ある。問題のあるネット上の広告に目を光らせることも重要だ。

海外では、同種の薬が太りすぎで健康を損なう状態の「肥満症」の

治療薬としても使われてきた。国内でも今月、肥満症の薬として保険

適用された。

ただ、減量効果があるにしても、ただ太っているだけでは使えない。

薬の対象となる患者は、肥満症という病気と診断され、食事や運動

療法の効果がない場合など厳格な基準で判断される。

病気でもないのに美容目的で使用するような不適切な用法が拡大し

ないよう、専門医による管理を徹底してほしい。


 

□ 血糖値を下げる薬は何というのですか?

 

血糖を下げる薬を使用されている方は低血糖症状に注意してください。

●低血糖症状とは下記のような症状のことです。 低血糖の症状が現れ

たら、すぐに糖分(ジュースや砂糖)を補給してください。

(薬剤名:グルコバイ、アカルボース、ベイスン、ボグリボース、

セイブルを服用されている方はブドウ糖を補給してください。)

 

□ 糖尿病に1番効く薬は何ですか?

 

・ビグアナイド(メトグルコなど)

 

世界で一番多く使われている薬です。肝臓、筋肉に働いてインスリ

ンの効きを良くする薬です。 運動したのと同等の効果があります。

 

□ リベルサスを処方してもらうには?

 

・リベルサスの入手方法

 

リベルサスはドラッグストアなどでは売られておらず、病院を受診

すると処方してもらえる薬です。糖尿病の治療であれば保険が適用

されるものの、ダイエット目的であれば保険適用外となります。

また、一般的な美容クリニックでも処方できる場合があるため、

一度問い合わせてみるのも一つの方法です。2023/08/19

 

□ 糖尿病の薬で痩せる薬の名前は?

 

「飲むだけで痩せられる」という“痩せる薬”を服用して健康被害を

訴える人が相次いでいます。本来、糖尿病の患者が服用する薬「

ベルサス」。 一部の美容クリニックではダイエット目的で処方さ

れているといいます…2023/05/18

 


 

この記事を拝見し、「代表のブログ」でご紹介致しましたが、現在、

服用している薬の効果を改めて認識することができました。

毎日、一つのルーティンのように服用していた薬ですが、改めて感謝

しながら飲み続けたいと思います。「健康で長生きする」ために。

 

大事なことは、〝安易に薬に頼るのではなく、「相乗効果」=「シ

ナジー」を考え、「健康」を維持する〟ことが、「健康で長生き

する」秘訣かも知れません。

 

 

 

2023年12月1日

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

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