今日の気づき-「令和6年4月1日」を迎えて
今日-令和6年4月1日は、「エイプリルフール」。
□ エイプリルフール
エイプリルフール(April Fools’ Day)とは、毎年4月1日には嘘をついても良いと
いう風習のことである[1]。イギリスではオークアップルデーに倣い、嘘をつける
期限を正午までとする風習があるが[2]、それ以外の地域では一日中行われる[3]。
私は、今日、嘘をつくつもりはありませんが、「新年度」に向けて、ビジネスマン
に対して、参考になるのではないかと思うことをお伝え致します。
日経新聞「私の履歴書 野本弘文 東急会長」が、昨日-令和6年3月31日で終了致し
ました。タイトルは、「次の世代へ」
箇条書きにて、お伝え致します。
□ 店は1店だけでは繁盛しない。いつも店の間をお客は行き来しており商店街全体が
にぎわうことで、みんなの笑顔につながる。お互いさまという感覚が自然と身に
つく。
大切なのは人間同士の協力にとどまらない。人口減少もあって日本経済全体には
飛躍的な発展が見込みにくい時代。これからは複数の会社のモノやサービスを
結びつけ、組み合わせて価値をより高めていくことも必要となる。
□ 民間同士だけでなく、国や自治体などともそれぞれの強みを生かして協働する
ことで、さらに大きな価値が生まれる。
□ まちづくりにおいて「楽しさ」「豊かさ」「美しさ」を追求することは、観光業
や小売業など多様な産業の発展にも繋がり、ひいては日本経済の将来を担う柱の
ひとつになると信じている。
□ 「仕事をすること」について、私はよく「井戸を掘ること」に例える。
水脈を見つけただけでは商品にはならない。水源まで井戸を掘り、水を効率よく
くみ上げ、商品としての「水」の価値を上げるために様々な加工をし、より多く
販売するためにブランドを構築する。何かと手間隙がかかる。当然、事業として
成り立たせるためには物流、管理に至るまで多くのサポートも必要だ。
□ 「井戸は決してひとりでは掘れない」。同じ思いを持って、掘り続ける仲間がいな
ければ水は出てこない。私がこれまで携わってきた数々の事業も、多くの方の力
があって初めて実現した。
□ 「一生懸命やっていればそのうちいいことがある。なかったら、なかったときの
こと」。
常にそのような気持ちで仕事をしてきた。
□ 何事もあきらめないことが肝心だ。夢や希望は誰でも持てるが、「志」がなけれ
ば夢の実現はないと今でも思っている。
以上の文章で、個々に感じる事があると思います。
今日は、4月1日。入社式や謝恩会等々の行事が目白押しと思います。
新たな「志」を立てていただき、「協働」で「何事もあきらめない」で
「夢の実現」に向けて精進していただきたいと思います。
□ 志
1. ㋐ ある方向を目ざす気持ち。心に思い決めた目的や目標。
㋑ 香典返しや法事の引き出物、僧への布施の包みの表に書く語。
□ 協働
2024年4月1日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美