お問い合せ

シニアアカデミー「レディス&ジェントルマン」世田谷校④

今日-令和6年3月31日で、3月も終わり、明日から4月を迎えます。

社会人時代は、「新年度」を迎えるということで、「心新たに」したものです。

当社-株式会社シニアイノベーションの決算月は、毎年5月31日。

今期も残り2ケ月、頑張って行きたいと思います。


 

今回は、「病気の恐れ」となります。

 

私も「病気の恐れ」については、時々、考えます。

万が一、病気で「寝たきり」になり、仕事が出来なくなったらどうするか。

怪我や病気で入院が長引いて、仕事ができなくなったら、どうしようか等々。

当然、ライフサイクルも変わり、現在のような生活は出来ないだろうと思います。

私共夫婦は、結婚当初から「共稼ぎ」で現在に至るわけですが、妻にも迷惑をかけ

ることになるでしょう。子供たちにも幾ばくかの迷惑をかけることになると思います。

このような場合、役立つのが「生命保険」「障害保険」「介護保険」等々です。

また、社会人(正社員)の場合は、「傷病手当金」や「失業保険」等々があります

ので、十分に活用すべきだと思います。

 

私は、社会人の時に、「給与計算」「年末調整」等を担当しておりました。

その際に「生命保険控除額」を確認致しますが、年間数十万円以上を支払って

いる方が多くいらっしゃいました。その際にアドバイスするのは、年間保険料を

「分散」した方が良いですよ、と。

 

□ 年間保険料の分散とは、

 

 1. 生命保険料   年間80,001円以上(月額約6,667円)

 2. 介護保険料   年間80,001円以上(月額約6,667円)

 3. 個人年金保険料 年間80,001円以上(月額約6,667円)

 

以上より、年間240,003円、月額約20,001円となります。

「年末調整」により、生命保険料控除(上記の1.2.3)の合計限度額12万円が充当

出来ますので、実質は、年間支払いは、120,003円となり、月額約10,000円と

なります。

 

例えば、「生命保険料」のみに年間240,000円支払っても、生命保険料控除は

4万円となります。① 分散する。② 資金に余裕のある場合は、保険料額を増額

する。③ 契約内容を吟味し、付帯条件を増やす。

 

以上の検討をお勧め致します。

 

定年退職後の「病気の恐れ」に対する考え方も、同様です。

現在の加入保険の種類・支払金額を見直しして、いろいろな保険種類を検討し、

「万が一」に対する保険に加入することで、対策すべきが望ましいと思います。

 


 

Q.生命保険料控除の対象と限度額は?

 

生命保険料控除は、保険契約などで生命保険料、介護医療保険料、個人年金

保険料を支払った場合に受けられる控除です。

生命保険料は、一般的な死亡保険、学資保険など。

介護医療保険料は、医療保険や介護保険など。

個人年金保険料は、「個人年金保険料税制適格特約」の付与条件を満たす契約

が対象です。生命保険料控除の合計限度額は12万円です。

 

Q.社会保険料控除の対象は?

 

社会保険料控除は、健康保険料や介護保険料、国民年金保険料、厚生年金保険料

などを支払った場合に受けられる控除です。

本人だけでなく、同一生計の配偶者や扶養親族の社会保険料も控除の対象です。

その年に支払った保険料の全額が控除されます。

 

Q.保険料控除申告書で受けられる控除は?

 

保険料控除申告書で受けられる控除は、生命保険料控除、地震保険料控除、

社会保険料控除、小規模企業共済等掛金控除です。

 


 

「病気」は突然に訪れます。しかし、「予防」は出来ます。

 

私の母親は、「老衰」で亡くなりましたが、人間は病気でなくても亡くなるんだな、

ということを再認識致しました。

 

□ 日本の死亡原因の第1位は何ですか?

 

死因別にみると、死因順位の第1位は悪性新生物<腫瘍>(全死亡者に占める

割合は 26.5%)、 第2位は心疾患(高血圧性を除く)(同 14.9%)、第3位は

老衰(同 10.6%)となっている。

 

□ 一番多い死亡原因は何ですか?

 

万一のこと(死亡)が起こる原因としては、病気によることが多く、厚生労働省の

「人口動態統計(確定数)」(2022年)によると、死因のトップは「悪性新生物

で、24.6%を占めています。 次に多いのは「心疾患」で14.8%、以下「老衰」

11.4%、「脳血管疾患」6.9%、「肺炎」4.7%と続いています。

 

□ 日本の死亡理由1位は何ですか?

 

したがって、がん(悪性新生物)は日本人の死因第1であり全死因死亡率への影響

が大きいものの、2021年の全死因死亡率増加に直接的には寄与していなかったこと

が明らかになりました。2023/08/31

 

□ 日本人の死因ベスト10は?

 

○ 原因別死亡者数上位10位

 

     1. 悪性新生物 6,770人

     2. 心疾患 3,413人

     3. 脳血管疾患 2,410人

     4. 肺炎 2,025人

     5. 不慮の事故 598人

     6. 自殺 550人

     7. 腎不全 516人

     8. 老衰 434人

 


 

「備あれば憂いなし」が大事であると思います。

 

「備えあれば 憂いなし」とは「準備をしっかりとしていれ ば、いざと言うとき

結果がどうかと心配する ことはない」という意味ですね。

十分に準備 をしていれば、オロオロと心配せずに平常心 で試験に臨むことが

できるのです。 一生懸命 に準備している生徒たちの姿を毎日見てきました。


 

以上より、「病気の恐れ」は、「備あれば憂いなし」で対処したいと思います。

 

 

2024年3月31日

シニアアカデミー「レディス&ジェントルマン」世田谷校

事務局長 齊藤 弘美

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