「健康を考える」-「健やかに長く働くために」
令和6年4月10日日経新聞「がん社会を診る-健やかに長く働くために」の記事が
掲載されております。
「健やかに長く働くために」の言葉が、心に響きました。
インターネットにて、一部、ご紹介致します。
新社会人の皆さんへ がんリテラシー高め、健やかに働く
がん社会を診る 東京大学特任教授 中川恵一
2024年4月10日 5:00 [会員限定記事]
春爛漫(らんまん)。今回は新入社員の皆さんにメッセージを届けたいと思います。
皆さんは65歳までは仕事をするつもりでいると思います。しかし、40年後は70歳ある
いはそれ以上まで働くのが常識になっているかもしれません。
「人生100年時代」も今よりずっと現実的になっているはずです。何といっても、年金
の支給開始年齢が引き上げられるのは間違いないと思います。
50年前と比べて、平均寿命は男女とも12年…
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それでは、記事の内容を箇条書きにて、ご紹介致します。
○ 50年前に比べて、平均寿命は男女とも12年ほど延びています。
○ 年金の支給開始年齢は50年前すでに60歳でしたが、今も65歳への移行が
完了していません。
○ このままでは、わが国の年金制度の破綻は目に見えていて、支給開始年齢の
70歳への引き上げは避けられないと私は思います。
○ 私たちは、70歳あるいはそれ以上まで働くことになりそうです。
○ 移民などの受け入れを抑えながら国家を維持してきたわが国では、欧米の
「ハッピーリタイアメント」は期待薄と言えるでしょう。
○ そして、がんは細胞の老化といえる病気ですから、働くがん患者が増える
ことは必然。皆さんは「がん社会」を生きていくことになります。
○ 70歳くらいまで働き、その後も一定の生産性を保ちつつ社会とのつながりを
維持するためには、自分の体を大切にする人が必要です。
○ まずは、80歳までにがんで命を落とさないことが大事。65〜74歳の男性、
35〜74歳の女性ではがんが死因の4割を越えます。「がんの壁」を越える
ことが必要です。
○ 「自分の体に責任を持つ」ことは日本人の努力義務になっているのです。
私の場合ですが、
1. 男性の平均寿命は、81.41歳。男性の健康寿命は、72.68歳。
従って、健康に気をつけて満73歳までは働きたいと思っています。
また、満82歳までの9年間は、「身体に気をつけて、認知症にもならず」に、
「ピンピンコロリ」で亡くなっても後悔致しません。
□ 平均寿命とは「0歳における平均余命」のことで、2019(令和元)年の平均寿命は
男性81.41歳、女性87.45歳です。一方、健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活
が制限されることなく生活できる期間」のことをいい、2019(令和元)年の健康寿
命は男性72.68歳、女性75.38歳となっています。2022/12/05
□ ピンピンコロリとはどういう意味ですか?
「ピンピンコロリ」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
死ぬ直前まで元気で過ごし、病気で苦しんだり、介護を受けたりすることがないまま
天寿を全うすることを意味する。最近は略して「PPK」と呼ぶらしい。
それでは何歳ぐらいまで、日常生活に制限のない状態で生活できるのだろうか。
2021/08/20
2. 私は、6年前-満62歳から老齢基礎年金を受給していますし、満68歳の現在、会社経営
の他に副業で、2社で働いております。
「ダブルインカム」×2となります。
3. 最低満73歳までは、元気働きたいと思います。
「チャレンジ精神」と「夢の実現に向けて」。
4. 「ハッピーリタイアメント」を継続するつもりです。
私の「ハッピーリタイアメント」は、「生き甲斐」「働きがい」「やり甲斐」を
求めて、よく働き、働いた収入で、趣味の国内外旅行や美味しい食事をすること
です。そして、家族、友達等々の楽しい時間を過ごすことです。
□ ハッピーリタイアメントという言葉をご存知だろうか。
定年前に老後の資金を確保し、悠々自適な引退生活に入ることだ。
欧米では、リタイアした後を思いきりエンジョイしたいという価値観があり、
退職時には職場や家族、友人などからグリーティングカードを贈られる習慣が
ある。それほど楽しみにしているのだ。
□ 悠々自適
俗世間から身を引いて、のんびりと暮らすこと。定年退職後などの落ち着いた暮らし
をいう。「悠悠」は、ゆったりとしていて落ち着いているさま。「自適」は、自分の
思うまま暮らすこと。
5. いつ病気になるのかは、「神のみぞ知る」と考えています。
「健康第一」に、「適度な運動」「バランスの良い食事」「ストレス」を抱えない
ことを日々過ごしております。
私は、一度、「自分自身」を見つめ直してみることをお勧め致します。
そして、「現在」と「将来」について、異なる部分-見直しすることが
あるのであれば、すぐに「修正=見直し」をして下さい。
くれぐれも「後悔後に立たず」にならないように。
□ 後悔後に立たず
何かしてしまった後で悔やんでも、もうすでに取り返しがつかないこと、
したがって、後で悔やまないように、事前に熟考すべきである、ということ。
2024年4月20日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美