今日の気づき-「認知と運動」
2025年7月13日日経新聞夕刊“元気の処方箋-認知と運動の「二重課題」”のタイトルで
記事が掲載されておりました。
私は、高齢者(満70歳)のため、「認知症」については、大いに関心があります。
□ 高齢者とは
年齢が高い人を指す用語。何歳以上を高齢者と呼ぶかは、時代や地域によって異なり
ますが、現在、世界保健機関(WHO)では65歳以上を高齢者としています。
日本では行政上の目的によって異なり、「改正道路交通法」では70歳以上を「高齢
者」として、高齢者講習の受講や高齢運転者標識の表示を課しています。
2023/07/07
「代表のブログ」でも「認知症」については、再三、情報を掲載させていただいて
おります。
認知症予防について、インターネットで検索致しました。
□ 認知症を予防する10つの方法とは?
○ 認知症予防の10カ条
1. 塩分と動物性脂肪を控えたバランスのよい食事を
2. 適度に運動を行い、足腰を丈夫に
3. 深酒とタバコはやめて規則正しい生活を
4. 生活習慣病(高血圧、肥満など)の予防・早期発見・治療を
5. 転倒に気をつけよう–頭の打撲は認知症招く
6. 興味と好奇心をもつように
7. 考えをまとめて表現する習慣を 等々
□ 認知症にならないためには何をしたらいいですか?
・食習慣の改善
・運動習慣
・対人接触を増やす
・知的行動・趣味を始める
・睡眠習慣の改善
・目や耳の機能維持
□ ボケないようにする習慣は?
※ 食事・睡眠・運動のバランスが大事なことは、認知症予防の10か条でも
紹介されています。
認知症予防とボケ防止は、同じアイテムが並びます。
若いからといって疎かにしないで、この「アイテム」を今からでも、心がけてみては
いかがでしょうか。
それでは、“元気の処方箋-認知と運動の「二重課題」”の記事を一部ご紹介致します。
運動と認知能力、同時に鍛えて 転倒や認知症を防ごう
東京大学医学部付属病院・理学療法士 山口正貴さん
2025年7月14日 5:00 [会員限定記事]
脳には歩行や作業などの運動課題と、会話や計算などの認知課題を同時にこなす「二重
課題」の能力がある。
この能力は加齢に伴い低下しやすい。「歩行中に話しかけられると足が止まる」「片足
立ちの保持時間が10秒未満」。これらは転倒や認知症リスクの指標とされる。
歩きながらの会話が難しくなる理由は主に三つある。運動能力が低下し、歩行そのもの
が不安定となり会話の余裕がなくなる。認知能力の低下で、注意や実行機能…
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この記事では、タイトル通り「認知と運動」について、掲載されておりました。
歩いていて話しかけられると立ち止まる高齢者の約8割が6カ月以内に転倒したとの
報告もある。片足立ちを10秒間保てない中高年は、転倒リスクが3倍以上、死亡リスク
が1.84倍高いとされ、認知機能低下とも関連がある。
片足立ちは筋力や柔軟性だけでなく、脳と体の連携具合も確かめられる総合的な指標で
ある。認知症初期は微細な運動制御の障害が現れやすいため、揺れ幅が大きい。
片足立ちには運動と認知の両機能が関わっているといえる。
予防と改善には、運動と認知機能を同時に鍛えるのが効果的だ。たとえば、100から
3と5を交互に引き算しながら歩く。可能であれば、軽く息が弾む程度の速度にする。
しりとりをしながら階段を上るのもよい。単独ならできるが、同時に行うと時々間違え
る程度の難易度の課題を組み合わせることが大切だ。
片足立ちの体勢を保持できる時間を伸すのもおすすめだ。慣れてきたら、浮かせた足を
前後左右にスイングしながら、計算などの認知課題を試してみよう。
実施の際は、安全第一が大原則。万が一に備えて、手すりなど支えのある場所で行うこと。
転倒予防のための練習で骨折しては本末転倒だ。
歯磨き中や外出先での待ち時間など日常生活の合間に、二重課題や片足立ちを取り入れ
てみよう。小さな習慣が転倒や認知症を遠ざけ、健康寿命を大きく延ばす鍵となる。
(東京大学医学部附属病院 理学療法士 山口 正貴)
私が現在、心がけていることは、「バランスのとれた食生活」「適度な運動」「スト
レスを抱えない」、そして、「生活習慣病予防の薬5錠を飲み続けること」「歯科医院
への定期検診」「眼科医院への定期検診」「健康診断等々の定期検診」となります。
従って、「深酒とタバコはやめて規則正しい生活を」はどうしても、直すことが出来
ません。ついては、深酒をしない、外飲みは控える、タバコの本数を減らすように
心がけております。
今後は、
「認知症予防の10カ条」「認知症を予防」を心がけるよう努力したいと思います。
2025年7月16日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美