今日の気づき-「第13期」を迎えて
2025年7月31日で、「第12期決算申告」が終了致しました。
当社は、2025年5月31日で第12期が終了となり、6月1日より「第13期」が始まりました。
創業して、12年が経過致しますが、未だに「志半ば」「道半ば」であると猛省して
おります。
□ 「志し半ば」とはどういう意味ですか?
最後までやり遂げずに残したさま。多くの場合、事業の途中で死んだ様子などを
表現する語。
□ 「道半ば」とはどういう意味ですか?
目的地に対して道の途中までしか進んでいないこと。多くの場合は、志や目標が
まだ達成されていないことを比喩的に表現される場合に使われる。
1. 「定年前に創業・起業」を志す
創業当時-定年退職2年前の58歳に、シニア層の定年退職後の「生き甲斐」「やり甲斐」
「働き甲斐」を考え、企画・提案することを事業目的に致しました。
シニア層の創業・起業支援サービス業として、ビジネスモデルの企画・研究・開発及び
販売、各種セミナーの企画・運営及び管理、経営コンサルティング等々となります。
創業当時と現在を比較致しますと、時代の移り変わりを大いに感じます。
コロナの拡大で、いろいろなところに「傷」が残っておりますが、徐々にではありますが、
その「傷」も癒えつつある今日この頃です。
戦争・紛争等々もよく目に致しますし、トランブ政権の関税問題、日本の米問題、そして、
多発する殺傷事件、高齢者の自動車事故、介護問題等々。
取りあげますと、多くの「議題」が出てまいります。
2. これまでは、「今を生きる」を志す
私は、これまでの12年間を振り返り、「今を生きる」ことに専念して参りました。
事業拡大も当初は考えておりましたが、① 「資金-退職金の一部」内で、② 新規事業を
する際は、アルバイト収入を貯蓄することで実施すること、③ 会社としての借入や
借金はしないこと等々を決めております。
その為に、準備が整わない限り、事業拡大はしないと考えています。
3. そして、「充実した私生活」を志す
私生活では、興味ある仕事にチャレンジして、収入を得て、趣味である国内・外国旅行、
好きな料理作りをレシピ本を見て作り、外食で美味しいお料理を食べながら、好きな
お酒を飲み、友人、知人、家族と過ごす等々を継続しております。
4. 心がけは、「バランスの良い食事」「ストレス解消」「適度な運動」を志す
私にとっての料理作りは、「バランスの良い食生活」と「ストレス解消」のためには、
非常に役立っております。生活習慣病予防と「適度の運動」のためにも早朝の清掃業務
アルバイトも通算で、5年程継続しております。
アルバイトで得た収入を趣味に費やしております。
5. 心配事で、「認知症予防」を志す
これまでいろいろなジャンルの書籍を読んでは、「代表のブログ」でご紹介してきました。
目的は、物覚えの悪い自分を鍛えるための「脳トレ」、認知症予防のための「指トレ-
パソコンでの文字入力」、新聞記事での興味ある記事のファイリング-読むことで情報
収集での「活字トレ」などです。
6. 再認識、「夢の実現」を志す
□ 事業目的の見直し
私は、2025年6月9日で満70歳を迎えましたが、まだ「夢」があります。
それは、会社-株式会社シニアイノベーションの事業を成立させる事です。
もう70歳ではなく、まだ70歳であると思っております。
当社ホームページで掲載されております掲載企画-飲食店編、雑貨・インテリアショッ
プ編、通販編・セミナースクール編」は、現在のニーズとはかけ離れているように感じ
ます。
少しでも現在のニーズにマッチできるように、ホームページをリニューアルしたいと
思っていますし、「小規模店舗」の企画・設計も見直ししたいとも考えております。
店舗や事務所用だけではなく、震災用や介護用に活用できるように。
7. 「健康」を考える
「人生100年」と言われておりますが、平均寿命と健康寿命とでは、約10年の差があり
ます。健康で長生きすることは、大変、良いことではありますが、病気等々での長生き
では、大きな違いが生じます。「健康で人生100年」を目指したいものです。
○ 平均寿命
厚生労働省の「簡易生命表(令和5年)」によると、2023(令和5)年の日本人の平均
寿命は男性が81.09歳、女性が87.14歳で、2022(令和4)年と比較して男性は0.04年、
女性は0.05年上回りました。 また、平均寿命の男女差は6.05年で前年より0.01年拡大
しました。
□ 健康寿命
健康寿命について、平成13年と平成22年を比べると、男性は69.40年から70.42年 へと
1.02年、女性は72.65年から73.62年と0.97年延びています
8. そして、「無理はしない」を志す
現代社会は、ストレス社会でもあります。また、「道徳認識」が欠如しているかの
ように、人を殺傷する事件が多く見かけられます。いくら自分自身で気をつけても、
「自分で自分を守る」と言う意識が必要です。
大事な人生、他人に犯されないようにしたいものです。
□ 「身体あってのものだね」とはどういう意味ですか?
命があって初めて何事もなし得る、命がなくなればおしまいだの意。
□ 命あってのものだねの意味は?
(事物の根源を「物種」ということから) 何事をなすにも命があればこそのことで、
命がなくては元も子もなくなる。どんなによい話でも、命がなくてはおしまいだ。
9. そして、自分の存在価値向上を考える
「人手不足」問題が取り沙汰されております。私たちシニア層でも、またまだ活躍でき
る場(職場)は少なくありません。
リスキリングではありませんが、未経験でも時給が高く、短時間で週3〜4日働ける
仕事は、多くあります。
その為には、「チャレンジ精神」が不可欠だと思います。
□ 人手不足 何が問題?
人手不足は労働環境の悪化を招きます。 残業の慢性化をはじめ、有給休暇を取得でき
ずに社員のライフ・ワーク・バランスが崩壊する、あるいは日々の業務に追われて
スキルアップが図れず、キャリア形成ができないといった問題などがその一例です。
2019/10/30
□ 人手不足で起こる問題は?
人手不足が職場環境に及ぼす具体的な影響をみると、労使ともに、「残業時間の 増加、
休暇取得数の減少」が最も多く挙げられており、次いで、企業では、「能力開発機会の
減少」「離職者の増加」、労働者では、「従業員の働きがいや意欲の低下」「離職者の
増加」など が挙げられている。
□ 人員不足による影響は?
労働人材が不足することで、他の人材に業務の偏りが生じるといったことが考えられます。
また、「メンタルヘルスが悪化」、「能力開発・育成の時間が減少」、「労働意欲が低下」、
「人間関係・職場の雰囲気が悪化」といった問題が生じるといった回答がされています。
2023/02/09
□ 日本はなぜ人手不足なのでしょうか?
高齢化や少子化など、社会構造の変化により、労働力の供給が減少しており、特に医療・
介護業界やIT業界、物流業界などで人材不足が深刻化しています。また、働き方の多様
化や需要の高まりも人手不足の要因となっています。 これらの課題に対して、政府や
企業がどのような対策を取っているのか、具体的なデータや動向とあわせて解説します。
2024/01/31
10. 私の実務経験を例にて、お話をしましょう。
「老後資金2000万円問題」の話も今では、あまり聞こえなくなりました。
このように、いろいろな問題が提起されますが、何ら解決策もなく、時が立つと
忘れ去られてしまうことがただ、あります。
「代表のブログ」でも再三、私見を述べておりますが、「働けるうちは働き、
収入を確保する」ことで、健康と収入の「一石二鳥」を考えると言うことです。
私は、以前、ある清掃会社に未経験アルバイトとして、入社致しました。
雇用条件は、時給1,500円、時間は、7時から9時までの2時間、週5日。
雇用条件で概算の給与を計算致しますと、
時給1,500円×2時間×5日間×4週間=60,000円となります。
月間の労働時間は、40時間ですのでまだまだ余裕があります。
Wワークした場合は、80時間で120,000円となります。
月間労働時間を160時間と設定した場合は、240,000円となります。
このように、働く意欲があれば、まだまだ収入を得ることが可能です。
そして、労働による万歩計も8,000〜9,000と身体にもよく、程良い汗もかきます。
11. 昇給(収入)は、自分で決める
私は、「副業・兼業」をすることに大いに賛成しております。
いろいろな課題はあると思いますが、「時は金なり」「働けるうちは働く」を肝に
命じて、年齢を経ることで「働きたくとも働けなくなることが絶対に来る」ことを
想像して下さい。
私の昇給の考え方は、実務経験を経ることで、時給の高いところを目指す。つまり、
転職することで、昇給を目指してきました。
シニア層のアルバイトでは、なかなか、昇給する会社や賞与を支給する会社は多くは
ありません。私は、入社する際に確認することで、昇給・賞与をいただいてきました。
12. 「2本の幹と3本の枝」の考え方
私が社会人時代のお話ですが、ある一級建築士事務所の社長がこのようにいっていました。
—当社は、大手ビル会社との契約で、ビル外装の定期塗装を請け負っている。
その売上で会社自体は、運営ができる。それが当社の「1本の幹」です。
その他に、新築やリフォーム等の仕事で別収入を確保することにもしている、それが
当社の「1本の枝、2本の枝」となる。今後は、「幹」を太くし「枝」も増やしていき
たいと思っている」と。
私は、社会人時代の経験を延長することを「1本の幹」と考えております。
また、定年退職前から各種資格を取得しており、定年退職後は「実務経験」を経る
ことを目的に現在に至ります。これが「1本の枝」となり、2社で働いておりますので、
「2本の枝」となります。
清掃のアルバイトは、生活習慣病予防の為に「適度な運動」が必要となり、未経験では
ありましたが始めました。現在も続けており、実務経験5年を経過しております。
これが「3本目の枝」となります。
現在、私は年金受給者でもあります。これが、「2本の幹」となります。
今後は、「幹」を太くして「枝」を増やすよう努力したいと思います。
13. 収入は、「いろいろな会社」から
社会人時代は、正社員の為に月1回の給与だけでした。
「ダブルインカムdouble in com」と言う言葉をご存知だと思います。
□ ダブルインカムとは
「二重の収入」を意味し、「労働からの収入」と「資産からの収入」がある状態のこと、
また、夫婦で共働きをしていたり、本業と副業を掛け持っていたりすることを指します。
私は現在、「2本の柱」と「3本の枝」で収入を得ております。
私の妻も、年金受給者でもあり、介護福祉士として正社員で働いております。
このように、これからは、「未経験の仕事にチャレンジし、実務経験を積む」と言う
考え方で「いろいろな会社」から給与をいただくことが可能となります。
「人手不足」も「ピンチにチャンス」と捉えてください。
その為にも、「健康であること」が必須条件となります。
14. 嫌な仕事は、我慢せずにすぐに辞め、新しい仕事を探す
社会人時代は、「家族の為に」が前提でした。生活費、子供達の学費、住宅ローン、
会社での諸問題等々、いろいろな気苦労がたえませんでした。つまり、ストレスを感じ
ても、ある程度の我慢が必要でしたが、年金受給やアルバイト収入で社会人時代とは
収入が減少しても、定年退職後は「悠々自適」を夢見ることも必要だと思います。
□ 悠々自適
自然に順応し、世の中のめんどうなことから離れて静かにゆったりと自由に暮らして
いること。 「自適」は、心のおもむくまま、なにごとにも束縛されずに暮らすという
意味。 「優遊自適」「優游自適」「悠優自適」とも書く。
しかし、自分自身にとっての「悠々自適」を考えてみるのも楽しいものです。
社会との繋がりを求めるならば、ある程度働く環境も必要です。
□ 心の赴くままに
「心が向くままに」という意味で、「深く考えず衝動や欲求のままに」というニュアンスが
あります。 「自分の気持ちに逆らわず自然に」という前向きな意味で使われるのが一般
的です。2023/08/24
自分の気持ちに逆らわず、自分のやりたいことを見つけ、自由に行動することが望まし
いと考えます。
□ 「何事にも束縛されず」
常識などに囚われずに、自分のやりたいように、自由に行動しているさま。
これからお盆休みに入りますが、「軽井沢」に行き、のんびりしてきたいと
思います。読書しながら、「新しい発想でも浮かぶ」ことを期待しています。
2025年8月10日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美