今日の気づき-「早期退職を起業チャンスと捉える」
新聞を読んでいますと、「早期退職」の文字をよく目に致します。
私自身は、「早期退職」ではなく「定年退職」でしたが。
定年退職の2年前に株式会社シニアイノベーションを設立致しました。
「早期退職」を選択した人たちは、退職後の生活・仕事等に不安も感じると思いますが、
私は、起業のチャンスでもあると思う一人です。
私の時代は、40代から50代はまだまだ働き盛りで、「終身雇用」が大部分でした。
現在、「代表のブログ」でご紹介しております「書籍 Effectuation エフェクチュエー
ション」を読んでいますと、起業を考えるうえで、大変、参考になることが多くあります。
是非、購読することをお勧め致します。
□ 早期退職は何歳がベストですか?
早期退職の対象となりやすい年齢は40~50代です。近年では、業績が好調な企業で
あっても、早期退職者の募集を行う企業が増えているようです。
バブル期に大量入社した社員による年齢の逆ピラミッドの社員構造を解消するためと
いわれています。
□ 50歳で早期退職をする場合、いくらあれば辞められますか?
50歳で早期退職をする場合、男性では約6,200万円、女性では約7,400万円の生活費が
必要になることが分かりました。55歳で早期退職をする場合は、男性で約5,200万円、
女性で約6,400万円の生活費が必要です。退職時期を5年遅らせると、早期退職後の
生活費が1,000万円ほど減ることが分かりました。
□ 早期退職は何歳からですか?
○ 早期退職制度の主な対象年齢
早期退職制度は、社員の誰もが利用できる制度ではありません。年齢や勤続年数、
部署、役職など一定の条件が設けられており、その条件を満たす社員のみ利用でき
ます。早期退職制度の条件は、企業により大きく異なりますが、対象年齢は主に
40~50代とされるケースが多くあります。2024/06/17
□ 50代で早期退職するメリットは?
50代で退職する最大のメリットは、早期に老後の計画を立てられる点です。
定年を待たずに退職することで、健康なうちに新たな趣味や学びに挑戦できます。
また、再就職や起業などセカンドキャリアを築く時間の余裕も生まれます。
健康なうちに新たなことへ挑戦したいのであれば50代での退職を検討しましょう。
2025/08/12
現在、「書籍 Effectuation エフェクチュエーション」3章を読み終えましたが、いく
つか起業を考えている方々を対象に、参考になると思われるところをピックアップにて
ご紹介致します。
例えば、
第1章 エフェクチュエーションとは何か
・新たな事業や企業、市場を作り出す起業家による偉大な成果というのは、彼らの
特性や資質によるものではないことを明らかにしたという意義です。
・世の中の起業家と呼ばれる人々の成功は、彼らが特別な人々である(たとえば遺伝的
特性や性格、資源を持っていたか)ゆえに実現されたわけではなく、問題解決のため
に共通の論理・思考プロセスを活用した結果であることを、実験結果は示唆するもの
である。
・ビジネスのさまざまな意思決定には、成功するかどうかを事前には性格に予測できな
い不確実性が伴いますが、まず行動を起こす前にできる限り詳しく環境を分析し、
正確な計画を立てること。
・持っている資源を活用することで、「何ができるか」というアイデアを発想する。
・「何ができるか」のアイデアを実行する段階では、期待できるリターンの大きさ
(期待利益)ではなく、逆にうまくいかなかった場合のダウンサイドのリスクを
考慮して、その時に起きうる損失が許容できるかという基準でコミットメントが
行われる。
・「うまくいくかどうかを心配するかわりに、もし失敗しても問題ないくらいリスクを
最小化して取り組めばよい」と発想すること。
□ 私見
初めて聞く「エフェクチュエーション」ですが、何度か読んでいるうちに少しずつ理解
できるようになりました。「失敗しても問題ないくらいリスクを最小化する」ことが
起業するうえでは、一番大事であると思います。「起業は、博打ではありません」。
次に、
第2章 手中の鳥の原則
・1つ目は、「私は誰か」です。
・2つ目は、「私は何を知っているか」です。
・3つ目は、「私は誰を知っているか」です。
□ 私見
第2章は、もう一度読み返したいほど、全ページ大事だと思いました。
次に、
第3章 許容可能な損失の原則
・熟達した起業家は「命がけのジャンプ」をしたりしない。
・「許容可能な損失」の範囲で行動する利点。
・「本当に必要な資源はどれくらいか」を考える。
□ 私見
第3章も、もう一度読み返したいほど、全ページ大事だと思いました。
特に、起業する前-ビジネスモデルの考え方の参考になると思いました。
以上のように、第1章から第3章までを読んで、私見を述べさせていただきました。
私は、40代に居酒屋「酒菜 和氣あいあい」を開店・閉店した経験があります。
閉店に至った原因を十分に検討し、再チャレンジをしたいと考えております。
あれから、数十年経過致しましたが、自分なりにこれまでにいろいろと勉強してきました。
40代にこの書籍「Effectuation エフェクチュエーション」を読んでいれば、当時のビジ
ネスモデルも変わっていたのかしれません。ついては、まだ第3章までしか読んでいま
せんが、残り第4章から第10章まで読み切り、「代表のブログ」でご紹介したいと思って
います。まだまだ時間が必要となりますが、今後、少しでも起業を志している方々には、
参考になると思いますので、今後とも「代表のブログ」をお読みいただければと思います。
再就職での新しい仕事は、「副業」と考え、起業を「本業」とするならば、
違う意味での「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を感じるのでは
ないでしょう。
2025年10月15日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美

