ドラッカー先生の授業-ビジネス書の感想⑨
□ 能力向上は、本人次第。
一般的な知識を身に付けるには、自己啓発の単なる一面に過ぎない。
他人任せでの能力向上を目指すマネージャーが多すぎる。
□ 学校制度のゆがみが原因
・必要な内容を学ぶ際には先生や学校が手助けをしてくれる、と教わる。
これはナンセンスの極みだ。
・このような考えのまま成長した人間は、社会に出でからも会社が学校のかかわりを
果たしてくれると思う。だが、そんなことはない。少なくとも。
全てのニーズを満たしてくれることはまずない。
・このため、名門大学を卒業した極めて明敏なはずのマネージャーが、さっぱり能力を
伸ばさない。予想外の逆風にはなすすべがなく、人によっては引退する頃になっても
卒業時と比べてほとんど知識が 増えていない有様だ。
・一旦親や先生のもとを離れたら、あとは誰にも頼らず自分で自分を鍛えるしかない。
□ 人は誰でも強さをもっており、自分を伸ばす際にもそれを活かすとよい。
私は、現在読売新聞を購読しております。
このところ特集で「変わるか6.3.3制」が掲載されております。
近々に中学生から大学生を対象とした有料セミナーを企画、開催しようと思います。
テーマは、仮称「シニアが伝えるよりよい学生生活とは?」
内容は、① これからの企業が求める人材像とは
② 中学生生活で出来る事–シニア層の体験談より
高校生生活で出来る事–シニア層の体験談より
大学生生活で出来る事-シニア層の体験談より
③ 「夢の実現」に向けて—ホップ・ステップ・ジャンプ
私達の学生生活とは大変事なっている時代を過ごしている若い人たちは、恵まれている一方で
心身ともにかよわい印象を私は感じます。私達が「雑草」に例えるならば、今の若い世代は「一輪花」
–例えが難しいのですが。「キレやすい」「道徳心が欠如している」「ストレスが多い」等々、いろいろな
悩みを抱えております。また、いじめ問題なども。
中学受験、高校受験、大学受験、就職活動を経て社会人となっても、サービス残業での長労働時間、
成果主義による競争等々で疲れきっているように感じます。
企業が求めるこれからの人材像を企業のホームページで拝見すると、グローバル競争に適した、
英語力のある、チームリーダーとして先頭にたち、企画し実行力のある、コミュニケーション能力にたけた等々。
私には即、到底就職は無理だなと判断してしまいます。しかし、人生そんなに難しい事ばかりではない、
そんなに能力が高くなくても生きていけますよ、ということをシニアの知識と経験に基づき、教えてあげる
必要性を感じます。自分の能力に見合った、自分がしたいと思う仕事はありますよ、必ず。
その為には、みんなが高校にいくから、大学にいくからではなく、「将来の夢の実現に向けて」の
ステップとして、学生生活をおくるべきが最も大事だと思います。
私達シニアに出来る事は、次世代に対する知識と経験、良い事や悪いことを、失敗や成功を「事例」として
伝えて参考にしてもらう事が必要と考えます。
ご賛同いただける方は是非「お問い合わせ」フォームでご意見をお願い致します。
この続き、次回に。