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ブランディングが9割 ㉟

・オウンドメディアを積極的に活用

 

ブランディングを一生懸命行っていると、ネット上で口コミが広がることも

考えられますし、いつどのメディアが取り上げてくれるかわかりません。

そのときに検索先の受け口がないのはもったいないので、WEBサイトや

SNSなど、自社ブランドのオウンドメディア(Owned Media=「自社で保有

するメディア」の総称)を積極的に制作し、活用するようにしましょう。

 

具体的なノウハウはWEBマーケティングの専門書にゆずるとして、まずは

ブランド名でドメインを取得することをお勧めします。

ドメインとは、簡単に言うとインターネット上の住所のことで、とても簡単に、

低額で取得することができます。

また、意外とできていないのがファビコン(ブラウザのアドレスバーやタブの

横に示される、WEBサイトの小さいシンボルマーク)の表示です。

Googleなら「G」の、Facebookなら「f」のアイコンが表示されています。

ブランドとしてとても目立つので、ぜひファビコンを制作して登録してみて

ください。URLといいファビコンといい、重要なことはブランドの「らしさ」を

表現するために細かいところまで気を配ることです。

 

・インフルエンサーに取り上げてもらう

 

ユーチューバーやインスタグラマーなど、インフルエンサー(特にインター

ネット上で影響力の強い人のこと)にSNS上で取り上げてもらうのも一つです。

 

企業の広告よりも口コミが信じられる昨今、インフルエンサーを活用した

ブランディングは、広告出稿と比較して、費用を抑えてブランドのファンを

獲得できる可能性があります。

ブランドの属性に近いインフルエンサーのフォロワーには、同じくブランド

ターゲットの属性に近い人が多いことが考えられるので、優良なフォロワーを

持つインフルエンサーに口コミをしてもらうのは、とても効果的です。

 

フォロワー数が100万人にせまるトップインフルエンサーもいれば、

1万人程のマイクロインフルエンサーもいて、目的に応じて選ぶことが

可能です。

当然フォロワー数が多いと費用がかかるということになります。

商品のブランド認知であれば、サンプル配布やインフルエンサー向けの

イベントを開催するなど、広告出稿より効果的な場合がありますので、

検討する価値はあるでしょう。

ただ、注意しなくてはならないのは、ステマ(ステルスマーケティングの

略で、いわゆるフォロワーを欺く〝やらせ投稿〟のこと)になってしまわ

ないようにすることです。インフルエンサーに商品を提供したり、謝礼を

支払った上で、商品の紹介を依頼する場合は、「#協賛」「#提供」

「#PR」などの広告に関する明示がされなければステマになってしまうので、

注意しましょう。

 

インフルエンサーマーケティングは、ステマのリスクがあったり、インフル

エンサー一人ひとりとやりとりするのが煩雑というケースもあります。

不慣れな方は、専門の業者に任せるとよいでしょう。

 

・クラウドファンディングを活用する

 

もし特徴のある新商品を開発できそうであれば、Makuakeなど、クラウド

ファンディングを利用するのも一案です。

クラウドファンディングとは、「クラウド(群衆)」と「ファンディング

(資金調達)」を組み合わせた造語で、ネット上でやりたいことを発表し、

賛同してくれる方から資金を集める仕組みのことを言います。

 

クラウドファンディングには、開発資金を調達できるメリットに加えて、

ブランドの特徴ある商品をサイト上に登録することで、商品やブランドを

PRできるという利点もあります。

応援がたくさん集まり、人気が出れば、メディアに取り上げてもらえる

可能性も高まります。さらに、サイト上に情報が残るので、検索されやすく

なるというメリットもあります。

 

 

 

この続きは、次回に。

 

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