Coffee Blake-令和3年2月14日(日) 「言葉がつくる身体」
2012.2.14 日経新聞 「あすへの話題」より
「言葉がつくる身体 俳人 薫 まどか」
これを読んで、
「考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は
人格となり、人格は運命となる。」(マーガレット・サッチャー )2019.12.07
を知りました。
詳細を知りたいと思い、インターネットで検索したところ、
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■この投稿の3行まとめ
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✥「考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は
人格となり、人格は運命となる。」(マーガレット・サッチャー )
✥「考え」からすべては始まる。だから考え方が大切。
まずは自分がどんな考え方をしているのかに気づくことから。
✥ 他人と比べるのではなく過去の自分と比べる,ダメなところよりも
良いところを探そうとしてみる,一時的に悪いと判断しても,「それが
あったからこそ学べたことは何か」と捉え方変換をしてみる。
いろいろと説明がされておりました。
また、
「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
Be careful of your thoughts, for your thoughts become your words;
Be careful of your words, for your words become your deeds;
Be careful of your deeds, for your deeds become your habits;
Be careful of your habits; for your habits become your character;
Be careful of your character, for your character becomes your destiny.」
マザー・テレサの名言として有名な言葉です。
でも、よく調べてみると、 これがマザーテレサの言葉だと認識されて
いるのはおそらく日本だけ ということがわかりました。
英語でgoogle検索すると、Mother Teresa(マザーテレサ)とこの言葉を
結びつけているページが全然見つからず、代わりに、”Chinese proverb,
author unknown”(中国のことわざ、作者不明)などと書かれています。
なぜ、またいつから、日本ではこのような認識が広まったのかはわかり
ません。
■ 誰の言葉なの?
上で述べたように、中国のことわざとして取り扱われていることが多い
ですが、似たような格言が他にもたくさん残っていて、本当は誰の言葉
なのか、という疑問には多くの説が語られています。
私が調べていて行き着いたのは、以下の人物たち。
ラルフ・ワルド・エマーソン(1803-1882)
老子 (生誕・死没不明。紀元前6世紀などの諸説あり)
ブッダ(紀元前4−5世紀ごろ)
ガンジー(1869-1948)
マーガレット・サッチャーの父(1892-1970)
フランク・アウトロー(生誕・死没不明だが、1961年にスーパー
マーケットBI-LOを創立)
■ まとめ
● 誰が残した言葉なのかははっきりとされていない。
● この格言がマザーテレサの言葉として広まっているのはおそらく日本だけ。
● 日本でなぜそのような認識が広まったのかは不明。
● 海外では、ブッダ、ガンジー、フランク・アウトローなどの言葉だと
いう説が有力。
表現は少し変われど、古くから、偉人たちの口で語られ続けてきたこの
言葉。それだけ多くの人にインパクトを与えてきたってことですよね。
この言葉に隠れる、歴史の重みを感じながら、日々精進していきたいと
思います。
私は、「誰の言葉か?」には拘りません。
ただ、この言葉を知り、「言葉がつくる身体」の意味が多少なりとも
理解することができました。
ポジティブになった気持ちになり、「日々精進すべき」と感じた1日でした。
是非、詳細をご覧ください。
2012.2.14
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美