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Coffee Blake-令和3年9月6日(月) 「何でもランキング」①

2021年(令和3年)9月4日(土曜日)の『日経新聞-NIKKEIプラス1-何でも

ランキング』の記事をご紹介致します。

 

私は、お酒をよく飲みますが、今は新型コロナウイルスの影響拡大で、

〝家飲み〟が続いております。コロナ前は、定期的に友人や知人、息子

たちと〝和氣あいあい〟と飲んでいましたが。  〝コロナが憎い〟

 

私が今、好んで飲んでいるのは、〝レモンサワー〟です。

グラスに氷をめい一杯入れて、いいちこ25°をグラス1/3注ぎ、ウイル

キンソン(炭酸)をいれ、生レモン(8等分)1ケを絞り、飲んでいます。

歳のせいか、1日3〜4杯で眠くなってしまいます。

 

今回の「何でもランキング」は、ウイスキーの知識となります。

既にご存知の方もいると思いますが、〝雑学〟として、〝お酒の席での

話題〟として、いかがかでしょうか。

 

それでは、始めましょう。

 

2021.9.6

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美


 

NIKKEIプラス1

 

「何でもランキング」

 

飲食店でグラスを傾ける機会がめっきり減った昨今。

ウイスキーの知識があれば、再訪時に楽しめそうだ。

ウイスキーについて1000人に聞き、正答率の低い順にランキングした。

 

第1位 シングルモルトウイスキーの

           定義で正しいのは?

 

正解 ○  1つの蒸溜所で造る。

            ×  単一蒸留年の原酒のみ使う。

    ×  原料1種類で造る。    正解率 18.8%

 

近年のウイスキー人気を支えてきたシングルモルトウイスキー

この「シングル」が何を指すのは「ウイスキー初心者が間違えやすい

最初の関門」。

お酒の正しい知識を広める活動をしている酒育の会(東京・新宿)の谷嶋

元宏さんは解説する。

ウイスキーを造るには水、酵母、穀物が必要。

主原料である穀物にモルトだけを使うのがモルトウイスキーだ。

「モルト」は大麦麦芽。発芽した大麦のこと。

「1種類の原料で造られる」と答えた人が多かったが、「シングル」が

つかなくてもモルトウイスキーで使う穀物は1種類だ。

シングルモルトウイスキーとは「1カ所の蒸溜所だけで造られたモルト

ウイスキー」(谷嶋さん)だ。

モルトウイスキーとトウモロコシなど大麦以外の穀類を原料とした

グレーンウイスキーを混ぜたブレンデッドウイスキーが世界で最も

流通しているとみられる。かつてシングルモルトはブレンデットを

造るための原酒という位置付けだった。

現在では蒸溜所ごとの多様な味わいが注目を集め、ブレンデッドより

高級なイメージを確立している。

ちなみに単一蒸溜年の原酒を瓶詰めしたのは熟成年数に関係なくビン

テージウイスキーなどと呼ぶ。

蒸留年をラベルに標記するのが一般的だ。

 

● シングルモルトウイスキー

 

シングルモルトウイスキーは、単一の蒸留所でつくられたウイスキーで、

原料に大麦麦芽のみ使用しているもののことを指します。

違う蒸留所のウイスキーがブレンドされた「ブレンデッドウイスキー」

とは異なり、その蒸留所の個性がダイレクトに伝わるところが、シングル

モルトウイスキーの魅力です。気候風土や蒸溜所ごとの製造過程の違いが

香りや味わいに影響するため、お気に入りの産地や蒸留所を探す楽しみが

ありますね。

 

● グレーンウイスキー

 

「グレーンウイスキー」とは、とうもろこし、ライ麦、小麦などの穀類を

主原料とし、そこに大麦麦芽を糖化酵素として加え製造されたウイスキーです。

 

● ブレンデッドウイスキー

 

モルトウイスキー原酒とグレーンウイスキー原酒をブレンドしてつくった

ウイスキーです。

 

● ビンテージウイスキー

 

ワインでは「ヴィンテージ」とはブドウの収穫年のこと。

ヴィンテージウイスキーの場合、蒸留されてからただ樽で50年、長期熟成

されただけでは、コレクションしたくなるようなものは生まれません。

樽の個性、熟成庫の湿度、熟成庫を管理するスタッフの日々のチェックや

見極めなどが重要です。2019/07/24

 

第2位 日本初の本格的蒸溜所はどこ?

 

正解 ×  京都府

      ○  大阪府

    ×  宮城県   正解率 22.1%

 

日本初の本格的なウイスキー蒸溜所といえばサントリー山崎蒸溜所。

前進の寿屋が1923年に建設を始め、24年から製造を始めた。

所在地を京都府と答えた人が6割近くいたが、山崎の地にできて以来、

移転していない。

大阪府と京都府の境にあり、最寄りのJR山崎駅が京都府側にあるため

間違えやすい。場所を決めたのはサントリー創業者の鳥井信治郎。

周辺は、環境省「昭和の名水百選」に選ばれた「離宮の水」が湧出。

桂川、宇治川、木津川が合流する湿潤な場所で、ウイスキーの熟成

最適だったという。豊臣秀吉が明智光秀を破った山崎の戦いの古戦場も

近い。「最初にウイスキーを造ったときの蒸溜責任者は後にニッカウイ

スキーを創業する竹鶴政孝」(山岡秀雄さん)

 

● 湿潤(しつじゅん)

 

水分が多く湿っていること。湿気の多いこと。また、そのさま。

「湿潤な気候」

 

● 熟成

 

1. 成熟して十分なころあいに達すること。「機運が熟成する」

2. 魚肉・獣肉などが酵素の作用により分解され、特殊な風味・うまみが

     出ること。発酵を終えたあとそのままにし、さらに味をならすことも

     ある。なれ。「味噌が熟成する」

3. 物質を適当な温度などの条件のもとに長時間置いて、ゆっくりと化学

     変化を起こさせること。

 

 

 

この続きは、次回に。

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