Next Stage 令和4年1月7日「定年退職」
日経新聞 2021年(令和3年)12月22日「シニアサポーター」に、
定年退職後の収入を得る方法が掲載されております。
昨年の「代表のブログ」でも、いろいろとご提案をしております。
今回も一つの選択肢として、是非、ご参考にしていただければと
思います。
2022.1.7
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美
シニアサポーター
会社員時代のスキルいかしたい
大手企業を60歳で定年退職致しました。
販路開拓や技術相談など、シニアの経験やスキルが中小企業で必要と
されていると聞きました。気力、体力とも充実しています。
再雇用以外にもネットなどを活用し、社会に役立ちつつ収入を得る
方法を教えてください。
手軽なのは時給でビジネス相談に応じるメンターだ。
ネットでは各社がマッチングサービスを提供する。
※ 岐阜県在住の林宏直さん(63)の事例は、省略致します。
ビザスクのサービスは年間で大手約900社(21年10月時点)が利用する。
登録するメンター数は約40万人超だ(同)
中小企業の相談係
■自己PR、単語に工夫
ネット上のサービスで企業の目にとまり引き合いを得るにはコツが要る。
「自己紹介ページに化粧品のマーケティング、乗用車のエンジン開発など
経験した仕事をわかりやすく単語で書くと検索にかかる可能性が高まる」
(ビザスクの小川晶子PRマネージャー)
スキルをいかすには派遣社員という働き方もある。
「展示会で販路開拓する方法を相談したい」「公的補助金を申請したい」。
河村泰宏さん(63)は滋賀県中小企業団体中央会(大津市)で中小企業の
相談に乗る。パソナグループ子会社で50歳以上を主な対象とする人材
サービス、パソナマスターズ(東京・千代田)の派遣社員だ。
※ 河村さんの事例は、省略致します。
ネット活用・派遣登録で
■上から目線の口調NG
派遣社員という働き方は定年退職後のシニアにはメリットがある。
勤務日や時間や場所が自由に選べたり派遣会社の福利厚生などが受けら
れたりする。パソナマスターズでは社会保険労務士など各種資格取得の
ための試験対策など研修プログラムも受講できる。
職場には元部下・同僚もおらずしがらみもない。
派遣先の社員ではないので年下でも敬語を抵抗なく使えるという。
大企業を退職した人の中には口調が「上から目線」と受け取られる人も
いるので注意したい。
パソナマスターズでは登録者が求人・求職者ともに研究開発や営業、総務、
法務、経理など主にホワイトカラー。会社勤めだった人の希望に合いやすい。
シニア層の時給は1700円から3000円が多く、週5日勤務が7割以上だ。
■ 収入以外のやりがいも
定年後の仕事探しは金銭面以上にやりがいや楽しさも大事だ。
※ 小泉弘人さん(62)の事例は、省略致します。
小泉さんはネット副業サービスを手がけるJOINS(ジョインズ)に登録。
ジョインズでは、副業を求める人は初回に時給希望額を5000円まで指定
できる。
「まず本業の半分くらいの報酬が妥当では」と小泉さん。
「新しい場所に行くのも楽しみ。収入目的だけでは続かない」と話す。
退職後にいかせるスキルがあるかどうか悩む人もいるだろう。
シニア雇用に詳しい石山恒貴・法政大学大学院教授は「自分は他社では
つぶしが利かないという人もいるが、中小企業が求める貴重なスキルは
該にある」と話す。
ジョインズの猪尾愛隆社長は「シニアでも実際に動くプレーヤーが好まれる。
人材育成などでも活躍できる」という。
ただ、働く人には年齢や立場が異なる人たちと上下関係のないフラットな
状態で付き合う意識が不可欠だ。(近藤英次)
●●定年前後の自分の「棚卸し」をやってみよう●●
○ 定年後の自分(スキルや経験を分析)
・人としての特性(能力)
・生活の優先順位(価値観)
・興味や好奇心(向上心)
↓
○ 現在
・それぞれをふり替えって、自分で整理してみる。
↓
○ 定年後の自分(イメージ)
・自分らしく働けるのはどんな仕事か
●●定年後にスキルをいかすための7つの心得●●
・自分には社会が求めるスキルを持っていると意識する。
・ネット上の自己紹介文は経験を簡潔なキーワードで記載すると
雇用につながりやすい。
・提案だけでなく、実際に手足を動かし、小さな成果でも良いので貢献。
・ボランティアなど上下関係のない環境をミドルのうちから経験しておく。
・普通に口調も上から目線になりがち。
新しい職場などでは社内の人も顧客だと思い対応。
・「前の職場のやり方はこうでした」は禁句。聞かれるまでぐっと我慢。
・挨拶は自分から率先。身嗜みは定年前以上に清潔感を心がける。
(注)取材をもとに作成。
一つ、何でもトライする、チャレンジするという〝気構え〟が必要と
思います。
私の性格は、物事を時間をかけてじっくりと考え、実行にうつすという
性格ではなく、〝走りながら、考える〟つまり、〝まず実行してみる、
それから物事をじっくりと考る〟という性格であると思います。
そして、〝日日新たに〟。
今日の行いは、昨日よりも新しく良くなり、明日の行いは今日よりも
良くなるように修養に心がける、という気持ちを大切にしております。
お正月は、〝のんびり〟する予定でしたが、妻との時間を一緒に過ごし、
いろんなところに外出致しました。
私のような高齢者層にとって、定年退職後のセカンドライフは、非常に
大切です。
いろいろなモデルケースがあると思いますので、是非、参考にして、
〝オリジナルのセカンドライフ〟を構築していただければと思います。
2022.1.7
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美