「人を動かす人」になれ! 「感想」
2021年11月18日から「人を動かす人になれ!」を「代表のブログ」で
ご紹介して参りましたが、もっと若い時(自分が)にこの本と出会って
いたら、という思いです。
1998年12月10日=第1刷発行、2009年3月25日=第50刷発行とあり、多くの
読者がいることに驚きを感じると共に、私と同様に興味を抱き、いろいろな
意味で影響を受け、今日に至っている方々も多くいらっしゃるだろうと
思います。
「人を動かせる人、動かせない人」
▶︎ 一流、一番をめざすから、人はついてくる
▶︎ 人間性が一流の人と、三流の人の、この人づかいの差
▶︎ 人を動かす人間に土日も盆も正月もない
▶︎ 部下の提案に「しかし」をつけるな
▶︎ 人に嫌われたくないという考えを捨てろ!
▶︎ 人に動かされるのがうまい人は、人を動かすのもうまい
▶︎ 「ここまでできれば、これだけ優遇する」と明言せよ!
▶︎ 一度叱ったことはすぐ水に流せ
▶︎ 勝者を強くするよりも、敗者を勝者にするやり方を
表紙裏にある上記の文章は、心に強く印象づけられます。
ベンチャー企業として、創業され、私が43歳の時にこの書籍が出版されて
おります。
私自身も「ベンチャー人気」に乗って、創業した時代でもあります。
多くのベンチャー企業が創業しましたが、現在に残っている企業はそう
多くはないと思います。インターネットビジネスがスタートし、いろいろな
会場で新ビジネスのプレゼンテーションが行われておりました。
このような状況でしたので、本を読む時間もなく、ましてや「日本電産」と
いう会社を知る機会もありませんでした。
私は、一旦、会社を廃業し、会社員として再度勤務しながら、第二の創業
「株式会社シニアイノベーション」を2013年6月に立ち上げました。
いまだに〝道半ば〟ではありますが、この書籍を参考に今後も頑張りたいと
改めて思った次第です。
● 道半ば
目的地に対して道の途中までしか進んでいないこと。
多くの場合は、志や目標がまだ達成されていないことを
比喩的に表現される場合に使われる。
永守重信氏の書籍には、
・『情熱・熱意・執念の経営』
・『奇跡の人材育成法』
・『技術ベンチャー社長が書いた体あたり財務戦略』
・『メカトロニクスのためのDCサーボモータ』
など多数あるみたいですので、興味ある書籍を今後も読んでいきたいと
思います。また、近々の日経新聞に、永守氏の新書広告が載っておりました。
『永守流経営とお金の原則』『成しとげる力』等は、早速、購入致しました。
昨日-3月1日、Amazonより2冊届きました。
この書籍-「人を動かす人になれ!」を読みながら都度思ったことは、
〝私には到底出来ない〟という気持ちです。
しかし、日本電産の現社員の方々は、〝乗り越えよう〟〝乗り越えた〟
からこそ、現在があるのでしょう。
私がこれまで就職した会社(経営者)と比較しても、永守氏のような経営者の
方とは出会っておりません。叱られたこともなく、常に〝報・連・相〟
することで、自由に仕事をさせていただきました。
● 報・連・相
報告・連絡・相談の頭文字をとったビジネス用語です。
30年以上前に誕生した言葉で、多くの企業で報連相を心掛けた行動を
とるように、教育しています。
私の場合、本を読むことは〝自分の考えを構築する〟ことです。
若い時は、優柔不断で飽きっぽい性格でしたが、本を読むことで〝物事を
深く考える力〟がついたように感じます。
ただ単に人の話を聞くのではなく、〝自分の考え〟をまとめ、発言できる
ようにもなりました。決して、本で読んだ言葉を述べるのではなく、自分の
考えとして述べることが大事であると感じます。また、本は常に〝自分の
考え〟を修正・変更してくれますし、付加もしてくれます。
今回の「人を動かす人になれ!」を読んでも同様に、〝自分の考え〟を
修正・変更・付加することができました。
これからの自分自身のいろいろな場面で、生かして行きたいと思います。
● 優柔不断
ぐずぐずして、物事の決断がにぶいこと。また、そのさま。
▽「優柔」はぐずぐずしているさま。
● 付加
あるものに、さらに付け加えること。添加。「条件をもう一つ―する」
2022.3.2
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美