Bridge to success(成功への懸け橋) ⑤
○ 「知るを愉(たの)しむ」
本日-2022年10月28日の日経新聞朝刊に、2018年平昌冬季五輪スピード
スケーター女子500メートルの金メダリスト-小平奈緒さんの引退会見記事が
掲載されておりました。その中で「知るを愉(たの)しむ」という言葉に、
心が引かれました。
記事の一部を抜粋にてご紹介致しますと、
今後に向けて、「慣れない舞台での活動が増えてくるが、『知るを愉(たの)
しむ』の(人生の)テーマを引き続き探求したい」と好奇心に満ちた表情で
語った。
「オリンピック金メダル」の「夢の実現」に向けて、大変な努力を重ねて
きたであろうと想像致します。そして、36歳という年齢での「第二の人生」に
向けての豊富を伺うと小平さんの豊かな人間性と人生訓を感じます。
テレビを観ているといろいろな場面で、「周りの方のサポートや支援に
感謝したい」「周りの方のサポート、支援があったからこそ、今の自分が
ある」等々のコメントをよく目に致します。
「感謝」をホームページで調べて見ると、
ありがたいと思う気持ちを表すこと。また、その気持ち。
「―の心」「深く―する」
とありました。
ふと、「自分自身が感謝と感じることは、何か」と振り返って見ると、
一つ、健康な身体-五体満足に産んでくれた母親への感謝。
一つ、祖母、両親、兄弟、伯父や叔母等の家族や親類への感謝。
一つ、これまでの自分の人間形成を形創っていただいた多くの人たちへの
感謝。
一つ、妻や子供、孫たちへの感謝。 等々。
改めて「感謝」という言葉を振り返って見ると、考えてしまいます。
残りの人生をどのように歩むかは、自分次第ですが、テレビや新聞等々を
観たり読んだりしていると、〝人生100年時代、2000万円問題、年金問題、
認知症等々〟生き抜いていくための課題が多いように感じます。
今一度、これまでの「感謝」を振り返ると共に、これからの「豊富」を
考えて見ることが大切かなと思っています。
私の残りの人生は、〝神のみぞ知る〟というように、何があるかは分かり
ませんが、自分の人生を創造し、夢に向かって行くことで、〝神のみぞ
知る〟になれば、少しでも良い人生を歩むことが出来るのではないで
しょうか。
〝神のみぞ知る〟
「神だけが知っている」、つまり人間には知る由もない、といった
意味合いの表現。「ぞ」は強意の表現。
仕事をしていて思うことは、「人が観ていないから」「人が見ているから」と
区別しないで、「神が見ているから」と思えば、手を抜いたり、怠けたり
せず、努力することを継続していくことで、いろいろな場面で自ずと結果は
出るのではないでしょうか。
2022年10月28日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美