「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える ④
残暑が厳しい今日この頃、建築現場で働いている方々を見かけると
大変なお仕事だなと、つくづく感じます。
また、先日、配送業者の方に「はなちゃん-愛猫」の砂5袋(60L)を
マンション3階まで担いで届けていただきました。
巷では、配送業界2024年問題が聞こえておりますが、電話一本で
自宅に届けていただけるサービスは、大変、便利です。
しかし、私の若い時代は、利用する機会も今ほどではなかったように
感じます。
「便利が当たり前になっている」ことは良いのですが、過剰すぎても
いかがなものかと、つい思ってしまいます。
——-「運命を切りひらくために- さまざま」より抜粋—
人もまたさまざま。さまざまの人があればこそ、ゆたかな働きも生み
出されてくる。自分と他人とは、顔もちがえば気性もちがう。好みも
ちがう。それでよいのである。ちがうことをなげくよりも、そのちがう
ことのなかに無限の妙味を感じたい。無限のゆたかさを感じたい。
そして、人それぞれに力をつくし、人それぞれに助け合いたい。
いろいろの人があってよかった。さまざまの人があってよかった—-。
この言葉は、ビジネスにも通じる言葉です。
□ 「多様性」
多様性(ダイバーシティ/diversity)とは「ある集団の中に異なる
特徴・特性を持つ人がともに存在すること」です。ダイバーシティと
いう言葉は、人種や国籍、性別、年齢、障がいの有無、宗教、性的
指向、価値観などの多様性から、キャリアや経験、職歴、働き方と
いった職業生活における多様性まで幅広いジャンルで用いられています。
2023/05/12
この書籍-「道をひらく」は、1968年5月1日発行 第1版第1刷となって
おり、55年経過しております。
改めて、著者-松下幸之助の偉大さに感銘致しました。
——-「運命を切りひらくために- 真剣勝負」より抜粋—
まして真剣勝負ともなれば、一閃が直ちに生命にかかわる。勝つこと
もあれば、また負けることもあるなど呑気なことをいっていられない。
勝つか負けるかどちらか一つ。負ければ生命がとぶ。真剣になるとは
こんな姿をいうのである。
人生は真剣勝負である。だからどんな小さな事にでも、生命をかけて
真剣にやらなければならない。もちろん窮屈になる必要はすこしもない。
(中略)
大切な一生である。尊い人生である。今からでも決しておそくはない。
おたがいに心を新たにして、真剣勝負のつもりで、日々にのぞみたい
ものである。
私はこれまでに何度も失敗を繰り返してきました。そして、その都度、
言い訳を言い、その場を繕ってきました。この文章を読んで、大いに
反省しております。
しかし、「心を新た」にして、これからの「人生の肥し-成長の糧 (かて)
となる」ように心がけたいと思います。
「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える参考にしたいと思います。
2023年9月4日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美