「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える ⑥
今日は、朝から台風13号の接近で一日中、雨予報。
テレビでは昨日から、ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏に
よる性加害問題について、放送されております。
読売新聞の「編集手帳」を読みながら、〝悪識慣習〟の言葉を思い出
します。
早く、〝晴天〟になることを願いたいと思います。
—–「運命を切りひらくために- 是非善悪以前」より抜粋—
その人の人生は、九十パーセントまでが、いわゆる人知を越えた運命
の力によって、すでに設定されているのであって、残りの十パーセン
トぐらいが、人間の知恵、才覚によって左右されるといえるのではな
かろうか。
これもまた是非善悪以前の問題であるが、こういうものの見方考え方
に立てば、得意におごらず失意に落胆せず、平々淡々、素直に謙虚に
わが道をひらいて行けるのではなかろうか。考え方はいろいろあろう
が、時にこうした心境にも思いをひそめてみたい。
「残りの十パーセントぐらいが、人間の知恵、才覚によって左右され
るといえるのではなかろうか。」の言葉から、私は、一人だけではなく、
多くの人たちの知恵と才覚を集約するならば、新しい何かが生まれる
のではないでしょうか。
□ 私たちの脳は、「生命活動を支える」、「気持ちのコントロールを
する」、「誰かとコミュニケーションをとる」など、日常生活に欠
かせない役割を担っています。2017/10/18
□ まず、人間は脳の10%しか使っていないというのはウソだ。
それどころか休息中や睡眠中でも、脳を100%使っている。
実際、睡眠中の脳は実に活発で、昼間に溜まった老廃物を除去する
など、重要な仕事をこなしている。2022/01/12
□ 人間は、脳全体のうちわずか2%しか使っていないといわれています。
このように「脳」の使われ方と、人生の歩みと似ているようにも感じ
ます。
次のことわざ と四字熟語を思い出しました。
□ 「三人寄れば文殊の知恵」
凡人でも三人集まって相談すれば、思いがけないよい知恵が浮かんで
くる。
[解説] 一人や二人ではなかなかうまくいかない場合でも、三人目の知
恵や視点が加わることによって互いに刺激し合い、当初は思いもよら
なかった発想が浮かんで、問題の解決につながることがままあります。
□ 文殊の知恵
たぐいまれなほど、すぐれた知恵。 すばらしい考え。 「文殊」は、
仏教の知恵を司つかさどる文殊菩薩のこと。
「三人寄れば文殊の知恵」という慣用句でもよく用いられる。
□ ちりも積 ( つ ) もれば 山 ( やま ) となる
塵のように取るに足らない存在であっても、それが時間をかけて積も
っていけば山のようになるように、些細な行動も、時間をかけて継続
すると、やがて、思わぬ大きな結果につながるものであるということ。
「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える参考にしたいと思い
ます。
2023年9月8日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美