「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える ㉔
昨日-10月14日(土)は、中学時代-秋田県横手市-旧大雄村立の同期
会がありました。
新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となりました。
中学卒業後、現在、満68歳となり、53年が経過しておりますが、
「楽しかった」の一言です。
宴会後、迎賓館赤坂離宮を拝観し、来年も開催することを決め、
分かれたわけですが、お互いに身体に気をつけて来年お会いする
ことを確認致しました。
—「仕事をより向上させるために-けじめが大事」—
別に形にとらわれる必要はないけれど、一日のけじめはこんな態度
から生まれてくる。何ごとをするにも、けじめがいちばん大切で、
けじめのない暮らしはだらしがない。暮らしがだらしなければ働け
ない。よい知恵も生まれないし、ものも失う。商売も同じこと。
経営も同じこと。けじめをつけない経営は、いつかはどこかで破綻
する。
(中略)
ちょっとしたけじめのゆるみからくずれる。だからつねひごろから、
小さいことにもけじめをつけて、キチンとした心がけを持ちたいもの。
そのためには何と言っても躾が大事。平生から、しっかりした躾を
身につけておかなければならない。自分の身のためにも、世の中に
迷惑をかけないためにも。
おたがいに、躾を身につけて、けじめのある暮らしを営みたい。
—「仕事をより向上させるために-旗を見る」—
考えてみれば、おたがいに毎日の働きについても、実はこんな旗が
たくさんふられているのである。その中には、たとえば数字という
形で、目に見えてくるものもある。しかし、目に見えない旗のほう
がはるかに多いであろう。
その見えない側を見きわめて、毎日の成果を慎重に検討してゆくと
ころに、仕事の真の成長があり、毎日の尊い累積がある。
おたがいに忙しい日々ではあるけれど、目に見える旗はもちろんの
こと、目に見えない旗をも、よく見きわめるだけの心がけを、つね
にきびしく養っておきたいものである。
—「仕事をより向上させるために-つきまとう」—
自分のつくった製品、自分の売った商品、自分のやった仕事。
つくりっ放し、売りっ放し、やりっぱなしでは心が残る。世間にも
また仕事にも相すまない。おたがいに、つくることに真剣で、売る
ことに誠実で、そして仕事に真実熱心ならば、その製品、その商品、
その仕事のゆくえをしっかり見定めたい。
見定めるだけでなく、どこまでも、いつまでも、それについてまわ
りたい。
「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える参考にしたいと思います。
2023年10月15日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美