今日の気づき-「働き手確保」
2024年6月14日日経新聞に、「スーパー各社、従業員の髪色自由に 個性認め
働き手確保」の記事が掲載されておりました。
私は、小売業には大変、興味があり、将来「中食」の事業をしたいと思っています。
ついては、これまで数社のスーパーの新規オープンで「アルバイト」として、働いた
経験があります。
特に、大手スーパーの新規オープンでは、「社員(パート)研修」からのスタートを経験し、
「一から学ぶ」ことが出来ました。
東京本社内大会議室での、全体オリエンテーションからセクション毎によるオリエン
テーション、オープンセレモニーの全体練習、参加者全員による親睦会開催、オープ
ニングまでの実技研修プログラムの説明等々、大変、充実しておりました。
他のスーパーでは、ほとんどが「現場研修」でした。
「現場研修」のデメリットは、
1. 指導員の言動が、「作業研修」と同時進行の為、十分に伝わらない。
2. 指導員が都度変わる為、「作業研修」に差が生じてしまう。
3. 採用者のレベルに差があるために、理解度が一定していない 等々
その場しのぎ的で、研修が「雑」だと感じました。
あるスーパーでは、パワハラやセクハラ等々も見受けられました。
採用募集をするならば、採用前に「雇用条件」「研修制度」等々のレベルアップを
検討・見直しすべきである感じます。
働き手は、少しでも他社よりも良い条件で働きたいと思っています。
それでは、記事を一部、ご紹介致します。
スーパー各社、従業員の髪色自由に 個性認め働き手確保
2024年6月14日 18:20 [会員限定記事]
スーパー各社がパートやアルバイトなど従業員の髪色やアクセサリーなど身だしなみの
規定を相次いで緩和している。サミットは5月、髪の色を原則自由とし、ネイルやつけ
まつげも認めた。マルエツは全従業員を対象に髪形のほか、服装の自由度を高めた。
小売業の人手不足は深刻な状況だ。働き手の個性を認める働きやすい環境整備を急ぎ、
人材確保につなげる。
東京を地盤に食品スーパー約120店舗を展開するサミットは、5月から…
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人手不足を補うための一つの手段として、規定を変更することは理解できます。
私は、これまでのスーパーの考え方で良いと思いますし、規程変更が従業員確保につな
がるのか疑問を持ちます。
制服が統一され、清潔感が漂う従業員が働くスーパーと、「制服や髪色」が自由で、
「ピアスやネイル、つけまつげ」等をしている従業員が働くスーパーとでは、利用する
側の選択次第だと思います。
基本は、「良いもの-商品」を「商品開発」し、「他-同業者」よりも「安く-適正価格」
で提供し、「買い物」が楽しく、「滞留時間-過ごす」ことができれば、「売上-買い物
点数」も増える。それで、事業が成り立つならばOK。
働き手も、「雇用条件-待遇や給与等々」が他社よりもよく、会社風土が良いところで
あれば、「髪色が自由」とか「ピアス着用可」等々は、選択の条件に値するのかな、
とは思います。
今後、「働き手」はますます不足することでしょう。
「少子高齢化」のために、スーパーを含めた小売業界は、生き残りをはかるために
「切磋琢磨」していくことでしょう。
「働き手」が少なくても、事業継続が可能であるビジネスモデルがあるならば、
良いのですが。
以前「代表のブログ」でもご紹介致しましたが、小売業-スーパー等々は我々が
生活する上で、必要不可欠です。
「働き手」も社会貢献という位置づけからも、
「生き甲斐」」「働き甲斐」「やり甲斐」を持てるお仕事だと思います。
2024年6月16日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美