今日の気づき-「映画『素晴らしき哉、人生!』
昨日で、クリスマスが終わりました。
皆さんは、どんなクリスマスをお過ごしでしたか。
現在、私は、「代表のブログ」で書籍「Think clearly」をご紹介しておりますが、
クリスマスにちなんだ文章が掲載されており、是非、ご紹介させていただきたいと
思います。
39.「心の引き算」をしよう–自分の幸せに気づくための戦略
□ 映画『素晴らしき哉、人生!』が教えてくれること
一九四六年に公開され、ジェームズ・スチュワートが主人公を演じた悲喜劇映画『素晴
らしき哉、人生!』を知っているだろうか。この映画には、こんなシーンがある。
—-クリスマスの夜。アメリカの小さな町、ベッドフォード・フォールズで、ジョージ・
ベイリーは自殺を図ろうとしている。
貯蓄貸付組合を経営するベイリーは、妻と四人の子供と暮らす非の打ちどころのない
人物だったが、いまや倒産の危機に直面している。叔父が組合の資金を紛失してしまった
ためだ。
ベイリーは橋の上に立って川に身を投げようとしていた。そのとき、ひとりの老人が
川に落ちて彼に助けを求めた。
ベイリーが老人を川から救い出すと、その老人は「自分は天使だ」と言った。当然、
ベイリーは老人の言うことなどまったく信じようとしない。
ところがベイリーが「この世に生まれてこなければよかった」と口にすると、すぐに
その天使は彼の願いをかなえて、彼が生まれてこなかった場合のベッドフォード・フォ
ールズの惨憺たる情景をベイリーに見せる。ベイリーは町の強欲な賃貸業者から目の敵
にされながらも、貧しい人々に低金利で住宅を用意していたのだが、ベイリーのいない
町にはその賃貸業者の力がはびこり、ひどいありさまになっていた。
現実世界のクリスマスの夜に戻ってきた彼は、鬱々とした気分から開放されていた。
自分の人生はすばらしかったのだと気づいたベイリーは、生きている喜びをかみしめ、
雪に覆われた町の目抜き通りを「メリークリスマス! メリークリスマス!」と呼びながら
笑顔で走り抜けた。
この『素晴らしき哉、人生!』は、長い間、クリスマス映画の古典的名作のひとつに
数えてきた。
だが、この映画で天使が用いた精神的な戦略については、まだ古典と言えるほどには
定着していない。心理学者が「心の引き算」と呼ぶ戦略だが、この思考法も良い人生の
ための道具箱にぜひとも加えておいたほうがいい。その効果については、簡単にこの
戦略を試してみるとわかるだろう。
これは、書籍からそのまま引用いたしましたが、時間がありましたら、是非、
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で詳細をご覧下さい。
株式会社シニアイノベーションからのクリスマスプレゼントです。
映画『素晴らしき哉、人生!』
2024年12月26日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美