空極のドラッカー -抜粋
今回は、「空極のドラッカー 國貞克則
ボナ・ヴィータコーポレーション代表取締役
2011年11月10日 初版発行 という書籍です。
2年前に初版発行されておりますが、読んでいるうちにいろいろと参考になりました。
私の私見ですが、参考になった内容を抜粋致します。
詳細は、実際にお読みいただいたほうがよいと思います。ご参考になれば、幸いです。
Perception—知覚、Perceptionは、「気付く」「理解する」「(真相などを)読み取る」といった ニュアンスの言葉です。日本語では「看破する」とか「悟る」といった意味合いに近い。
1 同じ事実を違ったように見ていることを、互いに知ること自体がコミュニケーションである。
2 意思決定で大事なのは、問題への答えではなく、問題についての理解である。
3 日本の人口は、2005年から減少傾向に転じ、経済は停滞を続け、若者の就業機会は激減し、人々は将来に希望さえ持たなくなっている。多くの人がこれからどうなっていくのか、また、これからどうしていけばいいのかわからない状態である。
4 ドラッカーの経営学
・会社の方向性や組織運営について、悩んでいる人。
・仕事の成果や将来のキャリアについて、悩んでいる人。
・そして、自分の人生について悩んでいるすべての人たちに、現状を理解し問題や 解決の糸口を見つけ、 未来に向かって仕事や人生を考えていくための道標となる。
5 「組織」「マネージャー」「イノベーション」「自己実現」
6 企業の目的の定義は、一つしかない。それは、顧客創造である。
to createa customer 顧客を創造すること。
7 社会への「貢献」と「成果」、そして「人間の幸せ」というキーワードをもとに社会の中に存在する組織が何をすべきかを考える。
8 組織が果たすべき役割(tasks)
① 自らの組織に特有の目的とミッション(使命)を果たす。
the specitic purpose and mission of the institution
② 仕事を生産的なものにし、働く人たちに成果を上げさせる。
making work productive and the worker achieving
③ 自らが社会に与えるインパクトを処理するとともに、社会的な貢献を行う。
managing social impact and social responsibi lities
9 顧客の集合体としての市場を創り出すことが、企業の目的である。
10 企業の目的は「顧客満足」では足りず、「顧客創造」こそが企業の真の目的である。
企業人は「顧客を満足させる」という意識で働くだけでなく、「市場を創り出す」という 意識で働かなければならない。
この続きは、次回に。