第9回「教師力シンポジウム」~世界の学力 日本の教育~①
皆さんは、「PISA-ピザ」をご存じでしょうか。
私は読売新聞を購読しており、「教育フォーラム」欄や「学ぶ育む」欄で良く目にしておりました。
ホームページ ウィキペディアより、
OECD生徒の学習到達度調査
OECD生徒の学習到達度調査( – せいとのがくしゅうとうたつどちょうさ、Programme for
International Student Assessment, PISA)とは、経済協力開発機構(OECD)による国際的な
日本では国際学習到達度調査とも言われるが英語の原文は「国際生徒評価のためのプログラム」である。
OECD加盟国の多くで義務教育の終了段階にある15歳の生徒を対象に、読解力、数学知識、科学知識、
問題解決を調査するもの。
国際比較により教育方法を改善し標準化する観点から、生徒の成績を研究することを目的としている。
調査プログラムの開発が1997年に始まり、第1回調査は2000年、以後3年毎に調査することに
なっている。2000年の第1回調査、2003年の第2回調査、2006年の第3回調査の結果については、
国際報告書をもとに日本国内向けに翻訳した形で国立教育政策研究所が編纂し、ぎょうせいから
出版されている。
調査は、毎回メインテーマが存在し、読解力、数学的知識、科学的知識の順番でがメインテーマが
移っていく。そのため、2000年は読解力、2003年は数学的リテラシー、2006年は科学的リテラシー、
2009年は読解力、2012年は数学的リテラシーをメインテーマとして扱っており、2015年は
科学的リテラシーをメインテーマで扱う予定である[1]。
調査データファイルがすべて公開されており、OECD_PISA公式サイトより入手可能である。
以上を参考にして下さい。
セミナー参加者は、教育関係者が多いと感じました。
教育者でない私がなぜ参加したかと申しますと、当社のカルチャースクール-‘シニアアカデミー
「レディス&ジェントルマン」’の再構築の参考にする為です。
これからは、シニア層の再教育が重要と考えます。それも「お金を稼げる」ための再教育プログラムが
急務であると考えます。定年という節目を考え、退職する前に自分自身で「勉強」をすべきと思います。
平日の夜間を利用して大学院に入学するとか、ビジネススキルを磨くために専門学校に通うとか
再就職、再雇用を目指した「勉強」が必須と思います。そして、定年後は「自分の夢」の実現で、
「生きがい」「働き甲斐」「やり甲斐」を追い続けていく、というのがシニアアカデミーのミッション-使命と
考えています。
私の私見ですが、
① 「塾」に通う生徒が非常に多いという事は、学校教育では不足している部分が
あるのでしょうか。
② ある塾の先生が今年はよくテレビにでて、「流行語大賞」をとりました。
「いつやりますか。今でしょ」と、ますます塾に通う生徒が増えそうです。
実力があり、人気ある先生が教えれば、生徒もまじめに勉強しますし、
学ぶ生徒のレベルがスタート時は同じです。
③ 全国共通テストは依然よりありますが、今塾独自の「共通テスト」が無料で
募集、実施されています。 塾の「囲い込み」が始まっているのでしょうか。
④ 教師も人間です。昔は私は、「教師は聖職者」と思っていました。
実際にそのような先生に教えられてきました。
今はどうなんでしょうか。今でも聖職者と思われる先生はいるのでしょうか。
セミナーに参加して思いました。今の教師-先生は大変だなあと。
私の幼少時代は、先生に大声で注意されたり、棒でたたかれたり、酷い場合はスリッパで
殴られたり等々は、当たり前と思っていました。
理由は、自分が悪い事をしたと認識していたからです。
今の親は、自分の幼少時代を顧みず、ただ子供かわいさで学校側を訴える、PTAで議題とするなど、
学校側と生徒側の関係が平等ではなく、やや生徒側に比重が重くなっているように感じます。
この続きは、次回に。