私が何故アロマテラピー検定を受けたのか-2
アロマテラピー検定テキストより、
クリニックで認知症の改善、軽減予防のプログラムで芳香療法-芳香浴法、吸入法があり、
ティッシュペーパーやハンカチなどに精油を1〜2滴つけて、漂う香りを楽しみます。
アロマポットなどを使うと、香りが広がりやすいでしょう。
芳香拡散器では1〜5滴の精油を使用します。
「ハーブ herba」は、ラテン語の「草」を意味します。
ポプリは、室内香として使用されています。
「アロマ(aroma)」はラテン語で「芳香、香り」を意味します。
これに「治療、療法」という意味の「テラピー(therapy)」を組み合わせた造語が、
アロマテラピーです。
自然の植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)を使い、その香りの力で心と体を癒やし、
健康や美容に役立てる自然療法のことです。
フランス語読みでは、「アロマテラピー」、英語よみでは「アロマセラピー」。
アロマテラピーの命名者は、フランス人の科学者であるルネ・モーリス・ガットフォセ(Rene’-Maurce Gatetoe)。
“人に癒しを与える”-心理療法や健康、食事、自然、自分の心—-と幅広く理解して、
ホリステックというのはどういうものかを考える。
脳の中で「本能活動、情動、記憶の中枢」となるのは、大脳辺縁系である。
嗅覚以外に精油が心身へ働きかけるルートには、皮膚や呼吸器、消化器から血液に入るものがある。
ストレスの原因をストレッサー(ストレス源)という。
この外部の信号を大脳皮質で受け取ると大脳辺縁系によって恐怖や不安などの感情が起こる。
その後、視床下部にこの情報が伝えられ、自律神経系、内分泌系、免疫系を介して
体にさまざまな影響を与える。
医学の父と呼ばれるヒポクラテスは、病気を科学的にとらえ、現代にも通じる西洋医学の
基礎を築いた。
アリストテレスの弟子であるテオフラストは、「植物誌」を著し、植物の分類や系統だった
研究を行った。
1920年代に精油の治療的効果と神経系作用とスキンケアへの応用といった分野での共同研究を
行ったのは、イタリアの医師ジョヴァンニ・ガッティとレナート・カヨラです。
フランスの軍医であったジャン・バルネは、1964年に「AROMA THERAPIE 」を著し、
また軍医時代には、精油から作った薬剤を用いて負傷者の治療を行いました。
1970年代に入って、香りが神経症やうつ病に効果があることが知られるようになりました。
ミラノの植物誘導体研究所長のパオラ・ロベスティは、柑橘類の精油とその加工品が、
それらの症状に有効であることを発見しました。
マルグリット・モーリーは、1960年代にフランスで活躍した生化学者で、
精神と肉体のアンバランスを、個人的な処方によって正常化するという方法を提示し、
『Le capital `Jeunesse`(最も大切なもの—-若さ)』を1961年に出版し、「シデスコ賞」を
受賞しました。
マルグリット・モーリーは、精油を植物物で希釈してマッサージをするという方法を考案。
これがのちにイギリスにおけるホリスティック・アロマテラピーの源流となりました。
イタリアのパオロ・ロベスティは、オレンジ、ベルガモット、レモンなどの柑橘系の精油と
その加工品は神経症やうつ病に効果があることを発見した。
ブルガリアやトルコが主な産地で、多幸感を与え、ストレスによる心と身体の緊張を和らげ、
月経時のトラブルなどにも有効な、低温で固まる性質のある精油はローズ・オットー。
ローズ・オットー精油は、低温で固まる性質を持っている。
この続きは、次回に。