お問い合せ

Coffee Blake-9月16日(水)

これまで、書籍「ブランディング9割」について、ご紹介しておりますが、

この頃よく目にする「ジョブ型」雇用について、ご紹介したいと思います。

 

「時代の変化に伴い、自分自身も変化しないと時代に取り残される」のでは、

という思いがあります。

特に、「若い世代」の方々は「肝に銘じる」べきだと思います。

 

私は、以前から「代表のブログ」でご紹介している書籍等々は、自分自身に

とっても、また、仕事にも役立つ、と相通じるものであると思っています。

「コミュニケーション」から「情報の共有」を図り、「時代を見る先見の明」は

大変、重要と思っています。

 

いくら努力しても、「的を得ない」のであれば、「遠回り」で「無駄な

時間を過ごす」等々になってしまうのではないでしょうか。

少しでも、ご参考になれば幸いです。

 

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

 


 

2020.9.11 日経新聞

 パスクなき世界


パクスとは 

2020/9/7付 日本経済新聞 朝刊

 

▼パクス

ラテン語「Pax」はローマ神話の平和と秩序の女神。

18世紀の英歴史家エドワード・ギボンが古代ローマの五賢帝時代を

「パクス・ロマーナ(ローマによる平和)」と評し、覇権国によって

安定と繁栄がもたらされる時代を指す言葉となった。

 


 

ジョブ型雇用へ移行進む

一橋大名誉教授 石倉 洋子氏

 

● 危機の時代にどんな心構えが必要でしょうか。

 

「新型コロナウイルス で人類は生きるか死ぬかの状況に直面した。

今まで経験したことがないような事態をきっかけに、人々は自分の生き方を

見つめ直すようになっている。

あす死ぬなら何を残したいか、と考えると人生の優先順位が変わる」

 

「『What If? もし何か起きたらどうするか?』と想定外の事態を想像して

いないようなリスクが起きうると人々は実感した。

特に少子高齢化や気候変動のような長期的な変化は危機感を持ちにくいが、

いかに多くの人が実感できるかが課題だ」

 

● 働き方はどう変わりますか。

 

「かつての日本の価値観では大企業の正社員としてずっと勤めるというのが

主流だった。

 

今後は年功序列で職務を限定しない『メンバーシップ型』から、職務を明確に

規定する『ジョブ型』に移行するだろう。

組織に依存せず、自分が社会に提供できる価値を見極めてほしい」

 

「想定外を想像するのは個人にとっても重要だ。

自分が働いている会社がいつまで続くかも分からない。

個人が勝負できる武器を持つべきだ。

個人が自分の価値を探せる場所や機会が求められる。

コロナで失業した人は同じ仕事が戻ってくると思わない方がよい。

自分の知識やスキルを学べば次の時代も生きられる。

 

● 企業側も対応を迫られます。

 

「個人は企業に所属する意味を真剣に考えるようになる。

企業が目指す方向が明確であれば、賛同する人たちが働き手として自然と

集まってくる。

有名企業の看板や他社でも使えるような表面的なビジョンでは人を採用

するのが難しくなる。

 

 

 

この続きは、次回に。

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