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Coffee Blake-令和3年1月28日(木) “うっかり”

私は今年6月で、満66歳になります。

新型コロナウイルス の感染拡大やワクチン接種では、「高齢者」「基礎

疾患を有する者」に該当致します。

昨日、新聞を整理していた際に、“ちょっと”目にした記事がありました。

宜しければ、参考までにご紹介致します。

 

2021.1.28

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

 


日経新聞 2021.1.7掲載「ロング イキイキLife」

 

些細な“うっかり”60歳を過ぎたら

早めの対策を。

 

歳を重ねるとともに、体の健康の悩みと合わせて気になるのが、

“うっかり”など頭の健康の悩みだ。

“うっかり”は、脳の注意機能の低下と関係している。

注意機能の低下の原因を知り、早めに対策を行うことで、いつまでも

聡明で自立した生活を目指すことができる。

脳研究の専門家である古賀良彦先生に、脳の注意機能が衰える理由と、

低下にブレーキをかけるための方法を聞いた。

 

解説 杏林大学名誉教授 医学博士 古賀 良彦氏

 

● 見過ごさないで。日常の“うっかり”

 

「朝、バダバタと家を出てきたけれど、きちんと鍵をかけたか不安—–」。

このような〝うっかり〟は、歳を重ねるとともに増えるものです。

 

些細な〝うっかり〟であれば、笑って済ませてしまうことも多いかも

しれません。しかし、移動するとき、料理などの家事をするとき、車を

運転するときなど、あらゆる生活の場面で〝うっかり〟が多くなると、

脳の機能が低下している恐れがあります。

超高齢社会で、年齢を重ねても聡明で自立した生活を送るためには、

〝うっかり〟を「よくあること」「歳だからしょうがない」で済ませず、

しっかりと対策することが大切です。

 

例えばこんな、よくある“うっかり”

 

・同乗者と話しながら運転していたら、赤信号に気付くのが遅れた。

 

・鍋を火にかけたまま洗い物をしていたら、鍋を火から下ろすのが遅れた。

 

・段差に気付かずつまずく。

 

● その“うっかり”は脳の認知機能の一部の衰え?

 

“認知の入り口”脳の注意機能とは

・物事に素早く気付く。

・複数の物事に注意を払える。

 

脳は、物事を判断したり、危険を発見したり、興味を持ったりといった、

私たちが生きるうえで必要不可欠な機能をたくさん備えています。

脳のさまざまな機能のなかでも、日常生活のあらゆるシーンで大切に

なるのが、脳の認知機能の一部である注意機能です。

脳の注意機能とは、たとえば重要な物事に素早く気付いたり、複数の

物事に注意を向け続けたりできる力のこと。

脳の大切な役割を担っています。

この注意機能は、認知機能の一部で、外からの情報を認知する最初の

ステップであることから、脳科学の世界では、〝認知の入り口〟と

位置付けています。

 

● 脳の働きを支える“オメガ脂肪酸”で早めに対策を

 

実は、意外と知られていないのですが、〝うっかり〟が増える大きな

理由のひとつは、脳の栄養が減ってしまうことなのです。

最近の研究により、脳の注意機能の維持には、DHA、ARA、EPA

3つのオメガ脂肪酸が関わっていることがわかっています。

しかし、脳内のDHAとARAは、年齢とともに減少しています。

その対策として、3つのオメガ脂肪酸を食事などで十分に摂取しなければ

なりません。しかし、日頃の食生活では3つのオメガ脂肪酸を含む食材を

バランスよく補い続けるのは難しいといわれています。

脳の健康を維持するには、早めの対策が必要です。

おおよその目安として、60歳を過ぎたらオメガ脂肪酸の摂取を心がけると

よいでしょう。まずは、3つのオメガ脂肪酸を十分摂取できているか栄養

バランスを見直し、脳の健康のためにできることを実践しましょう。

 

「高齢になるほど、脳の海馬内のオメガ脂肪酸(ARA・DHA)が減ってしまう」

 

<参考知識>

 

□ 超高齢社会

 

超高齢社会とは、65歳以上の人口の割合が全人口の21%を占めている

社会を指します。 この割合は、次の式で求めることができます。

国全体の高齢化率は、先進国の方が高く、発展途上国の方が低くなる

傾向があります。 … 現在の日本は、世界に先駆け、超高齢社会に突入

していることになります。2019/08/01

 

□ 認知症

 

認知症とは、一度正常に発達した認知機能が後天的な脳の障害によって

持続的に低下し、日常生活や社会生活に支障をきたすようになった状態を

指します。認知症は高齢になるにしたがって増加し、超高齢社会の日本では

約460万人(65歳以上の高齢者の約15%)が認知症を患っているとされて

います。

今後も高齢化が進み認知症の人は増えていくことが予想され、2025年

には65歳以上の人口の約20%が認知症を有している状況になると推定

されています。

 

□ DHA

 

DHAは、多価不飽和脂肪酸の一つです。

DHA(ドコサヘキサエン酸)は主に魚油から精製されますが、魚油には

同時にEPA(エイコサペンタエン酸)も含まれ、ペアのような存在の

成分です。科学的にも、わずかに大きさの異なる物質なのです。

DHAは、もともと人間の脳細胞の脂肪の中に豊富に含まれています。

脳の中の、特に「海馬(記憶・学習の機能をつかさどる部位)」と呼ば

れる部分に多く存在します。また、目・心臓・子宮や精子などに存在し

重要な働きをしています。

私たちの健康のために大切な役割を果たす不飽和脂肪酸ですが、加齢と

ともに不足しがちになってしまいます。

 

□ ARA

 

ARAは、細胞膜を作っているリン脂質を構成する脂肪酸の一種。

DHA(ドコサヘキサエン酸)と同様に、脳、皮膚、血液など人の体内に

存在する。特に脳に関係し、脳細胞を作ることはもちろん、学習・記憶

能力、認知応答力を高める役割を果たす。

人の母乳にも含まれ、乳児の発育に欠かせない。

また、身近なところでは、鶏卵や肉(レバー)、魚にも含まれている。

 

□ EPA

 

EPAとは「エイコサペンタエン酸」の略称です。

いわし・さば・あじなどの青魚に多く含まれるn-3系脂肪酸のひとつです。

主に青魚の油に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)は、体内で

ほとんど作ることができない「必須脂肪酸」の一種です。

必須脂肪酸にはほかに、同じく魚油に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)、

肉やリノール酸(植物油のひとつ)に偏った食事により体内に増加する

AA(アラキドン酸)などがあります。

 

□ オメガ脂肪酸

 

オメガ脂肪酸は、常温でも固まらないサラサラ成分として注目される

不飽和脂肪酸の仲間です。特に、体内ではつくられにくく食事から摂る

必要のある必須脂肪酸のオメガ3脂肪酸(DHAやEPAなど)、オメガ6脂肪酸

(ARA(アラキドン酸)など)は、聡明でやる気に満ちた毎日のために重要な

栄養素です。これらは年を取るにつれて、減少してしまう成分なので、

将来のためにも、50代以降は特に意識して摂ることが必要になります。

また、そのまま食べただけでは、体内で酸化されやすい弱点があるため、

サポート成分と一緒に摂ることも大切です。


 

いかがでしたでしょうか。

 

今後、歳を経るなかで、“体力”“知能”等いろいろな変化が待ち受けていると

思います。

生活習慣病等に気をつけて、仕事や私生活をより充実させ、人生を全う

したいと思う今日この頃です。

 

 

2021.1.28

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

 

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