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Coffee Blake-令和3年9月7日(火) 「何でもランキング」②

第3位 ハイボールの語源でないのは?

 

正解 ○ 気分がハイに

    × グラスの泡が上がる様子

    × 打ち上げられたゴルフボール  正解率 26.3%

 

2009年ごろからウイスキーブームをけん引したハイボール。

生まれた時代や場所、語源に定説はないらしい。ハイボールに詳しい、

いしかわあさこさんによると、有名なのは英スコットランドのゴルフ場で

ウイスキーのソーダ割りを飲んでいた人の元に高々と打ち上げられた

ゴルフボールが飛んできて、思わず「ハイボールだ!」と叫んだのが始まり

というもの。

ボールに見立てた泡が立ち上がる様子から付いたという説、19世紀米国の

鉄道を起源とする説もある。当時ボールをつるした信号機があり、ボールが

上がれば「進め」、下がっていれば「止まれ」を意味していた。

上がるボールを見てウイスキーのソーダ割りを飲んでいた駅員が「ハイ

ボール!」と言ったのだとか。

「気分がハイになる」という説はないらしい。

 

● ハイボール

 

「ハイボール」とは、ウイスキーをソーダで割った飲み方で、カクテルの

一種です。

 

第4位 昨年8月、香港のオークション 山崎55年の落札額は?

 

正解   ×  約  500万円

    ○  約3500万円

           ×  約8500万円     正解率 30.1%

 

「山崎55年」はサントリーホールディングスが20年6月に同社で最も熟成

年数が長いシングルモルトとして限定100本を税別300万円で抽選販売した。

1964年以前に蒸留した原酒のみを瓶詰めした。

20年8月には香港で英競売会社ボナムスのオークションに出品され620万

香港ドル(約8500万円)で落札された。日本のウイスキー1本の落札額と

しては当時の世界記録とみられる。

ジャパニーズウイスキーは世界的ブームで、投機対象。香港では昨年11月にも

ベンチャーウイスキー(埼玉県秩父市)の「イチローズモルト」のトランプの

ラベルのシリーズ54本セットが約1189万香港ドル(約1億6700万円)で落札

された。

 

第5位 一般的なウイスキーのテイスティンググラスは?

 

問題は、写真の①〜③から選んでください。

               ※ 写真は省略します。

正解は、③  正解率 31.8%

 

ウイスキーの試飲には、チューリップ型といわれる小ぶりで香りを立た

せるのに適した膨らみがあり、上部が少し細い形状が適しているとされる。

専用のテイスティンググラスが販売されており、日本のモルトウイスキー

専門バーなどでよく使われる。基本はストレートで飲むときに使う。

「脚が付いているものが色を見るのに向いている」(谷嶋さん)

専門家がウイスキーの特徴をつかむのには向いているがおいしく飲める

とは限らない。海外ではホテルやバーでストレートを注文するとロック

グラスで提供されることが多いそうだ。

選択肢①は水割りでおなじみのロックグラス。②はブランデーグラス

 

● チューリップ型グラス

 

今回ご紹介するのは、ぽてっとした丸みを帯びた外観の『チューリップ型』と

呼ばれるグラスです。この型を製造する代表的なメーカーは『デュヴェル』と

いうベルギーのビールメーカーです。デュヴェルという言葉は「悪魔」を

意味するのですが、デュヴェルはなぜこんなに丸っこくてかわいらしい

グラスを製造しているのでしょうか。

チューリップ型グラス製造で代表的な企業であるデュヴェルは、ビール

メーカーとしてイエローがかった美しい黄金色でアルコール度数が高い

ながらも飲みやすいと評判のビールを製造しています。

第一次世界大戦終戦を記念してつくられ、当初は「ヴィクトリー・エール」と

名付けられていましたが、試飲会の際、これを飲んだ近所の靴屋が「この

ビールはまさに悪魔だ」といったことから現在の名前になったといわれて

います。

デュヴェルは泡立ちが良く、適当なグラスに注ぐと泡がこぼれてしまいます。

そこで使用されているのがチューリップ型のグラスです。

もともとベルギービールはビールの製造元ごとにその個性にあったグラスが

製造されていますが、デュヴェルは泡がこぼれないようなグラスを製造

しました。その特徴は、くびれとすぼまった口にあります。

泡が上昇してゆく際、くびれ部分で泡がおさえられて固くなり、その後も

ビールを注いでゆくと、固くなった泡はグラスの口を超え、まるでカリ

フラワーのように盛り上がり、全部注いでも泡がこぼれ落ちることがない

のです。またこのグラスはビールの美味しさにも影響を及ぼします。

まずはビールの美味しさにおいて重要な、香りに影響があります。

チューリップ型のグラスは泡がなかなか消えにくくなっているため、泡が

最後まで表面を覆っていることがままあります。この泡の蓋によって香りを

逃しにくく、長い時間香りを楽しむことができるのです。

さらに口の近くにくびれがあるので、このくびれによって若干香りの立ち

上がりが速くなり、鼻を近づけるとアロマをはっきりと感じられるように

なっています。そして、なんといってもビールの味わいにおいて重要な、

独特の泡にも影響を及ぼします。

チューリップ型グラスでは、くびれから飲み口まで計算されたカーブに

よって、ビールと泡が均等に口の中に流れ込むよう設計されています。

泡はすぐに消えがちなので最初の一口以外なかなか楽しめないものですが、

チューリップ型グラスだと泡も思う存分楽しむことができます。

チューリップ型グラスに注いだビールで飲み切る前に忘れずに見てもらい

たいのが立ち上る気泡です。チューリップ型グラスはビールを注ぐと、

下から小さな泡が立ちあがり続け、この泡が美しく、眺めていると海底

から立ち上る気泡を思わせます。「悪魔」という意味のビールメーカーが

こんな美しい幻想的な姿をみせてくれるのはなんだか素敵で、意外性を

感じます。チューリップ型のグラスは泡と香りを楽しめるグラスです。

さまざまなビールの個性を引き出してくれるグラスですので自宅にひとつ

置いてみて、美しい気泡を眺めながらクラフトビールを楽しんでみては

いかがでしょうか。

 

● ロックグラス

 

ロック・グラス(rocks glass)は、陶器磁器ガラス金属で出来た口が

広く背の低いタンブラーウィスキーラム等の酒類オン・ザ・ロック

スタイルで飲む際に用いられるほか、ゴッドファーザーなどのカクテル

にも用いられる。正式には、オールド・ファッションド・グラス(old-

fashioned glass)。

オールド・ファッションド・グラスとの名称は、オールド・ファッションド

いうカクテルに由来する。

容量は通常180~300cc、ダブル用は350〜440cc程度である。

 

● ブランデーグラス

 

ブランデーグラスは、コニャックなどのブランデー本来の味を楽しめる

ようつくられたグラスです。 以前は石原裕次郎が持っているイメージの

大きいサイズが主流でしたが、最近では細身のすっきりした形が、ブラ

ンデーを美味しく飲めるという理由を背景に注目されています。2020/09/28

 

 

この続きは、次回に。

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