Coffee Blake-令和3年11月19日(金)「高齢運転者」
この頃、高齢者の自動車事故が多いように感じます。
昨日(令和3年11月18日)-読売新聞に「解説 ■高齢運転者の事故防止」の
タイトルで記事が掲載されております。
■ 高齢運転者の事故防止
一定の違反者がある75歳以上のドライバーが対象の「運転技能検査」と、
自動ブレーキなどを備える「安全運転サポート車」の限定免許精度が、
来年5月に始まる。
事故防止と利便性確保の両立が狙いで、高齢者免許制度の転換点となる。
免許更新「技能検査」を新設
違反者対象不合格なら失効も
・重大事故率2倍
「アクセルとブレーキを踏み間違えた」
・運動機能の低下
法改正の背景には、これまで高齢ドライバー対策の中心だった認知症への
対応だけでは、事故を防ぎ切れていない実態がある。
免許を更新する75歳以上に認知機能検査が義務づけられたのは2009年。
検査で認知症の恐れがあると判断された場合、一定の違反歴があると
判断された場合、一定の違反歴がある人は医師の診察を受け、認知症と
診断されれば、免許取り消しや停止となった。17年には対策が強化され、
違反歴がなくても、診察を受けねばならなくなった。
だが、近年、高齢化に伴って「運転寿命」が延び、認知機能に問題が
なくても、運動機能の低下による事故が多発している。
警察庁によると、19年に四輪車のドライバーが起こした死亡事故のうち、
操作ミスが原因の割合は75歳未満の12%に対し、75歳以上は30%。
東京・池袋で同年4月、母子2人が死亡、9人が重軽傷を負った事故を
起こした受刑者(90)(禁固5年確定)も、17年に受けた認知機能検査で
「問題なし」と判断されていた。
09年に324万人だった75歳以上の免許保有者は年々増え、昨年は590万人。
団塊の世代が75歳以上となる25年には790万人に達する見込みで、対策の
強化が急がれる。
・「公平性」が課題
私は、ペーパードライバーなので車は、約48年間運転しておりません。
若い時は、田舎-秋田県横手市に帰ったときに、ちょっとだけ運転はしま
したが、東京では一度もありません。
代わりにバイクには、乗っておりました。
さて、今回の「高齢運転者」については、〝他人〟に危害を加えない、
〝他人の資産(家、建物等)〟に対して危害を加えないのであれば、運転
するのは〝自己責任〟ですので、運転しても良いと思います。
東京・池袋の事故を新聞・テレビ等で拝見し、その後も「高齢運転者」の
事故記事を拝見しますと、〝腹立たしい〟というか〝万が一のことを
考えていない〟のかと頭を傾げてしまいます。
東京・池袋での受刑者は年齢が90歳、私は詳しいことは分かりませんが、
刑を終えた時点で95歳となり、年齢からして体調等で何が今後起こるか
わかりません。刑を全うすることが受刑者の被害者に対する誠意と思い
ますが。
私も高齢者ですので、〝老後〟についてはいろいろと考えております。
万が一の交通事故で、〝老後〟の楽しみを〝自分の人生〟に汚点を残す
ことは充分に考えるべきだと思います。
この記事には、〝対策・予防〟も書かれておりますが、一番大切なことは、
〝自分自身で判断する〟ことでは、ないでしょうか。
今後、高齢者による自動車事故関連の記事は、聞きたくないと言うのが
本音です。
よくよく、自分自身の為、家族の為に、考えてはいかがでしょうか。
2021.11.19
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美