Coffee Blake-令和3年11月28日(日)「日日新」
読売新聞 2021年(令和3年)11月26日に、「時代の証言者-服と共に70年
森 英恵」のタイトルで、連載されております。
今回で3回目となりますが、その中で次の文章に目が止まりました。
□ 校長先生からいただいた言葉に「日日新」があります。
「毎日新しい、昨日と違う自分であれ。
昨日よりは今日、今日よりは明日と進歩を積み上げてほしい」と。
その後の私にとって、大切な言葉となりました。
(ファッションデザイナー)
私が「代表のブログ」でお伝えした「日日に新たに」と同じ内容と思い、
何かしら共感を覚えました。
例えば、定年退職後に新しいお仕事についた場合、初めてでもあり、
とても不安になります。
その時に、心の中で思っていただきたい言葉「日日に新たに」。
この言葉を思うたびに、新しい仕事にもなれ、自分自身にも自信が湧いて
くると思います。
年齢を重ねると、そのうちに〝頭が固い〟〝動きが鈍い〟〝覚えが悪い〟
等々、いろいろと揶揄されることが多くなります。私の経験上ですが。
しかし、いつも「日日に新たに」を心がけて、精進していくうちに必ず、
〝成果〟につながると信じて下さい。そして、なかなか〝成果〟につな
がらないと思ったら、もう少し、〝努力〟と〝精進〟を重ねて下さい。
世の中、捨てたものではない、あなたを見ている人は、必ずおります。
そして、〝成果〟は〝評価〟として必ずあらわれるでしょう。
「日日に新たに」
毎日、向上してやまないこと。
また、毎日のように程度が上がり続けること。
[由来]
「 礼記 ―大学」に載っている、紀元前十数世紀、 殷 いん
王朝の 湯 とう 王 おう が、いつも用いていた青銅製のたらいに
刻みこんでいた自戒のことばから。
「日日に新たに」
中国の古典・「四書五経」の中の『大学』に出てくる次のことばが
出典です。
苟に日に新たに、日日に新たに、又日に新たなり
(苟日新、日日新、又日新)
[意味]
きょうの行いはきのうよりも新しくよくなり、
明日の行いはきょうよりも新しくよくなるように
修養に心がけねばならない。
殷の湯王はこれを盤、すなわち洗面の器に彫りつけて
毎日の自誡の句とした。
(『中国の古典名言辞典』・講談社学術文庫)
「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を求めて、「日日新たに」。
2021.11.28
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美