P.F.ドラッカー 「仕事の哲学」②
DRUCKER SAYINGS ON INDIVIDUALS
ドラッカー名言集 仕事の哲学
第1章 成長
少ししか求めなければ成長しない。
多くを求めるならば、
何も達成しない者と同じ努力で巨人に成長する。
—–『経営者の条件』
□ 人は何かを成し遂げたがる
人は精神的、心理的に働くことが必要だから働くだけではない。
人は何かを、しかもかなり多くの何かを成し遂げたがる。
自らの得意なことにおいて、何かを成し遂げたがる。
能力が働く意欲の基礎となる。
—–『現代の経営』
□ 能力が人を変える
自らの成長のために最も優先すべきは、卓越性の追求である。
そこから充実と自信が生まれる。
能力は仕事の質を変えるだけでなく、人間そのものを変えるがゆえに、
重大な意味をもつ。
—-『非営利組織の経営』
□ 成長の責任は自分にある
成長に最大の責任を持つ者は、本人であって組織ではない。
自らと組織を成長させるためには何に集中すべきかを、自ら問わなければ
ならない。
—-『非営利組織の経営』
□ すべては責任から始まる
成功の鍵は責任である。自らに責任を持たせることである。
あらゆることがそこから始まる。
大事なものは、地位ではなく責任である。
責任ある存在になるということは、真剣に仕事に取り組むということで
あり、仕事にふさわしく成長する必要を認識するということである。
—-『非営利組織の経営』
□ よりよく行おうとする欲求
他の者が行なうことについては満足もありうる。しかし、自らが行なう
ことについては、つねに不満がなければならず、つねによりよく行なおう
とする欲求がなければならない。
—-『現代の経営』
この続きは、次回に。