「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える ①
これまで「代表のブログ」で紹介して参りました「道をひらく」
「続 道をひらく」松下幸之助を、再読しております。
これからの「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考えるうえで、
この書籍が大変、参考になります。本文より抜粋しながら、私の私見を
述べたいと思います。
是非、ご購読の上、ご自身の「バイブル」に加えていただければと
思います。
2023年8月29日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美
—-『道をひらく』松下幸之助-書籍の表紙より抜粋—-
自分には
自分に与えられた道がある
広い時もある
せまい時もある
のぼりもあればくだりもある
思案にあまる時もあろう
しかし 心を定め
希望をもって歩むならば
必ず道はひらけてくる
深い喜びも
そこから生まれてくる
———道をひらく 松下幸之助
これまでの自分自身の人生を振り返ってみて、しみじみと考えさせら
れる言葉です。
しかし、「希望をもって歩むならば 必ず道はひらけてくる 深い
喜びも そこから生まれてくる」という言葉で「希望」をもつこと
の重要性を感じました。
「希望」をもつことに、一つの「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」が
込められているのではないでしょうか。
希望とは、
1. あることの実現をのぞみ願うこと。また、その願い。
「みんなの―を入れる」「入社を―する」
「―に燃える」「―を見失う」
私は、単に「実現をのぞみ願う」だけではなく、「具現化」すること
がより大切だと思っています。
具現化するには、努力も必要ですし、リスクも伴うでしょう。
しかし、物事には、「セーフティ-安全」「リスク-危険」、「メリット
-利点」「デメリット-欠点」等のように、相反することが常につきま
といます。
現在、アフターコロナ—
新型コロナウイルスの終息後(after)の、世界や社会について語る
際の文脈に用いられることがあります。
他には時間の経過順に、コロナ禍を語る際に用いられる「ウィズコロナ」、
アフターコロナとほぼ同意義の「ポストコロナ」という言葉があります。
となり、いろいろな企業が、低迷した業績を復活させようとしており
ます。
「リスク」や「デメリット」を最小限に抑え、チャレンジし、トライ
しています。
これは、事業の存続をも考えての戦略だと思っています。
業種・業態によっては、コロナウイルス禍の中でも好調な企業も多く
ありました。
これからの「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考えるうえで、
「働く」ことが「キーワード」になると思います。
□ 「働く」ことでのキーワード
① コロナウイルス禍の中でも好調な企業-業種・業態を選択する。
② 業績向上を具体化している企業-業種・業態を選択する。
③ これまでのスキルを整理し、学び直し-リスキリングを考える。
道
自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。
他人の道に心をうばわれ、
思案に暮れて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。
道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に
歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、
休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。
深い喜びも生まれてくる。
——-『道をひらく』本文より
この続きは、次回に。