お問い合せ

「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える ⑱

今日から10月がスタート致しました。2023年度も残り、3ケ月となり、

歳のせいか年々、早く感じます。

今月は、私ごとですが、新型コロナウイルスの第7回目の接種があり、

インフルエンザ接種があり、、京都旅行、中学時代の同期会等々が

予定されております。

何かしらの予定もなく過ごすよりは、やはり予定がある方が私にとって

はアクティブでもあり、一つ一つクリアしていくことが気持ち的にも

良いように感じます。

〝不安解消〟〝予防対策〟〝のんびり心豊かに〟〝親睦を深める〟を

大事にしたいと思います。


 

—-「困難にぶつかったときに-心配またよし」—-

 

それらのいわば人生の脅威ともいうべきものを懸命にそしてひたすら

に乗り切って、刻々と事なきを得てゆくというところに、人間として

の大きな生きがいを覚え、人生の深い味わいを感じるということが大事

なのである。この心がまえがなければ、この世の中はまことにのろわ

しく、人生はただいたずらに暗黙ということになってしまう。

憂事に直面しても、これを恐れてはならない。しりごみしてはならない。

“心配またよし”である。心配や憂いは新しくものを考え出す一つの転機

ではないか、そう思い直して、正々堂々とこれと取り組む。

力をしぼる。知恵をしぼる。するとそこから必ず、思いもかけぬ新しい

ものが生み出されてくるのである。新しい道がひらけてくるのである。

 

—-「困難にぶつかったときに-時を待つ心」—-

 

わるい時がすぎれば、よい時は必ず来る。おしなべて、事を成す人は、

必ず時の来るを待つ。あせらずあわてず、しずかに時の来るを待つ。

(中略)

時を得ぬ人は静かに待つがよい。大自然の恵みを心から信じ、時の

来るを信じて、着々とわが力をたくわえるがよい。着々とわが力を

たくわえる人には、時は必ず来る。時期は必ず来る。

 

—-「困難にぶつかったときに-岐路にたちつつ」—-

 

おたがいに、いっさい何の不安もなく、危険もなければ心配もなく、

したがって苦心する必要もなければ努力する必要もない。そんな境遇に

あこがれることがしばしばある。しかしはたしてその境遇から力強い

生きがいが生まれるだろうか。

やはり次々と困難に直面し、右すべきか左すべきかの不安な岐路にたち

つつも、あらゆる力を傾け、生命をかけてそれを切りぬけてゆく—

そこにこそ人間としていちばん充実した張りのある生活があるともい

えよう。

困難に心が弱くなったとき、こういうこともまた考えたい。

 

「生き甲斐」「働き甲斐」「やり甲斐」を考える参考にしたいと思います。

 

 

2023年10月1日

株式会社シニアイノベーション

代表取締役 齊藤 弘美

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