今日の気づき-「失敗して終わりではない」
2024年12月4日日経新聞(夕刊)の「私のリーダー論 前公正取引委員長 杉本和行氏」の
記事を読んでおりました。
「リーダーを目指すあなたへ」と題して、下記の文章が掲載されておりました。
リーダーには「聞く力」が求められます。メンバーの考えに耳を傾け、遠慮せずに議論
できる雰囲気を作るのが大事です。また、失敗して終わりではない。残ったものの
中から積み上げることも、成功の道です。
私は、これまでにいろいろな「失敗」を経験して参りました。なぜか、「失敗して終わり
ではない」という言葉が心に残りました。
この頃、考えさせられることは、「教えてもらう機会」「教えられる機会」「教える
機会」が随分、少なくなってきたように感じます。
私の「教えてもらう機会」の対策方法は、本を読むことです。興味ある本を読むことで
新たな知識を得て、心を豊かにしたいと思っています。
私の年齢(満69歳)からして、「教えてもらう」より、「教えてあげる」のほうが適切か
も知れません。
次に、「教えられる機会」の対策方法は、興味あるカルチャースクールに通うこと。
2025年1月27日-よみうりカルチャー自由が丘の〝自分好みの味を追求する「自家焙煎
珈琲」公開講座〟を申し込みました。
私の能力では、他人様に「教えられ」ことは、あるのかどうか、考えてしまいます。
次に、「教える機会」ですが、これは大変難しい。
私の若い時代には、先輩や同僚、友人、知人等々から随分、教えて(鍛えて)いただく
機会が多くありました。お陰様で、無事、定年を迎え、古希を迎え、現在に至ります。
私は、自分の子供達に私が教えていただいたことを伝えたいと思っていますが、「時代
が違う」「押し付けがましい」等々と考え、あまり伝えてはおりません。
同様に、仕事で接する年下の方々にも、「セクハラ」「パワハラ 」等々と思われても
と思い、差し障りのない接し方をずっと続けております。
従って、私より年下の方々には、「リーダーを目指すあなたへ」の文章をお伝えしたい
と思います。
< 私見 >
新しい知識を得て、知識を積み重ねること、
興味あることに常にチャレンジして、挑戦し続けること、
成功することで得ることもあるが、失敗することでも得ることがあること、 等々。
そして、「失敗は成功のもと」であること。
失敗から得ることで、再チャレンジをはかって、次には成功を勝ち取っていただきたい。
「失敗したことをいつまでも引きずらない」で、「一からスタートする」ことを考えること。
他人の失敗したことを笑わずに、再起を応援したいという心で、
「傷口に塩を塗る」行為は、決してしないこと。
□ 傷口に塩を塗る
「傷口に塩を塗る」 「傷口に塩を塗る」とは、他人がすでに苦しんでいる状態に
さらに痛みを加える行為のことです。
傷口に塩を塗るとよりしみて痛くなることから、 悪いことにさらに悪いことを重ねて
辛さの度合いが増すことをたとえています。2024/03/04
新聞を読んでいて、以上のような心持ちになりました。
2024年12月6日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美