今日の気づき-「改めて健康を考える」
女優で歌手の中山美穂さんが急死されて、数日がたちました。
死因は、「不慮の事故」と公表されておりますが、ヒートショックという言葉も出て
おりました。
□ ヒートショックとは、
・温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動することによって、失神したり心筋
梗塞や脳卒中といった血管の病気などを引き起こす健康被害のことです。
・あたたかい部屋から寒いトイレや浴室に移動すると、身体が温度変化にさらされて、
血圧が変化し、失神や不整脈、脳卒中や心筋梗塞を起こし、入浴中の溺死や急死に
つながることもあります。
・特に冬場や入浴時は、ヒートショックが起こりやすいので注意と予防が必要です。
私の故郷-秋田県横手市は、豪雪地帯で有名です。幼少の頃、冬の季節は、居間などは
コタツやストーブ等で暖かくするのですが、一歩、廊下やトイレ、風呂などにいく場合は、
暖房がきいておらず、まさに「ヒートショック」に起こりやすい状態です。
改めて、「人の死は突然と訪れる」「人間はいつ死ぬかは、わからない」と改めて感じ
た次第です。
2024年12月9日日経新聞夕刊「元気の処方箋」を読んでありましたら、私が「健康
維持」で心がけている点と同様の内容が掲載されておりました。
再三「代表のブログ」でもご紹介しておりますが、再度、ご紹介させていただきます。
「健康資産」もコツコツためよう 高パフォーマンス実現
東京科学大学医学部臨床教授、医師 加藤浩晃さん
2024年12月9日 5:00 [会員限定記事]
多くのビジネスパーソンは、資産運用や時間管理には熱心に取り組む一方で、最も重要
な「健康資産」の管理をおろそかにしがちだ。しかし、心身の健康は仕事のパフォーマ
ンスを最大化する上で不可欠な要素である。
健康資産をためるにあたりまず重要なのは「睡眠の確保」だ。7〜8時間の質の高い睡眠
は、創造性や判断力を高め、記憶の定着を促す。就寝前2時間はブルーライトを避け、
入浴は就寝2〜3時間前に済ませる。
次に注…
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上記の後の文章をご紹介致します。
次に注目したいのが、「動く」機会の創出だ。週3回、1回40〜60分程度の有酸素運動
を行うと、テストステロン値の上昇や認知機能の向上が期待できる。通勤時の1駅歩き
や階段利用など、日常生活に運動を組み込むことから始めよう。
さらに、食事を通じた「栄養の投資」も重要。良質のタンパク質や不飽和脂肪酸を含む
食事は、ホルモンバランスの改善や脳機能の向上に寄与する。また、加工食品は避け、
野菜を中心とした食事を心がければ、慢性的な炎症を抑制し、長期的な健康維持につな
がる。
これらの「健康資産」への投資は、短期的には時間やコストがかかるように見える。
しかし、病気による長期離職や退職のリスクを考えれば、むしろ最も効率的な投資と
言えるだろう。企業の生産性向上においても、健康経営の視点は今や不可欠。
組織全体で健康増進に取り組む企業が増えているのもそのためだ。
健康管理を効果的に行うために、スマートウォッチなどのデジタルツールの活用も
お勧めだ。睡眠の質や活動量を可視化することで、自身の健康状態を把握し、
改善につなげやすくなる。また、ストレス管理も重要な健康投資の一つ。
適度な運動は心理的ストレスの軽減にも効果的だ。
このように、健康を「資産」として捉え、計画的に投資・管理すると、持続可能な
高パフォーマンスが実現できる。自分に合った小さな健康習慣から始めてみよう。
(東京科学大学医学部臨床教授、医師 加藤 浩晃)
記事の内容を簡略致しますと、
1. 「睡眠の確保」
2. 「動く」機会の創出
3. 食事を通じた「栄養の投資」
4.「ストレス管理」 となると思います。
□ 有酸素運動
○ 有酸素運動は何が一番いい?
有酸素運動の消費カロリーランキング1位は、階段を駆け上がるランニングです。
運動強度は15.0METsで、消費カロリーは約394kcalとなっています。
ランニングは、平地ではなく階段を駆け上がることで、運動強度を高めることが
できます。2023/05/19
□ テストステロン–インターネットで検索してみて下さい。
○ テストステロンを上げる食事は?
卵、牛肉、豚肉、鶏肉、魚、牛乳、大豆プロテインなど タンパク質を多く含む食事は、
テストステロン・レベルを上げ、筋量増強効果も期待できるので、男性ホルモン強化と
いう面ではまさに理想的です。ただ、必須アミノ酸の中でもリジンは植物性食品には
ほとんど含まれないので、動物性タンパク質の摂取が不可欠です。2013/11/12
□ 良質のタンパク質
○ 良質なタンパク質を含む食品は?
良質なたんぱく質を含む食品は、肉類、魚介類、牛乳・乳製品、卵類や大豆・大豆製品
などであり、豆類以外はほとんどが動物性食品です。植物性食品である穀類や野菜類に
もたんぱく質は含まれますが、例えば重要なアミノ酸が少ないなど、アミノ酸のバラン
スがよくありません。
□ 不飽和脂肪酸を含む食事
具体的には、まぐろやさば、しゃけ、さんま、あゆなどに多く含まれています。
魚類以外では、えごま油やアマニ油といった植物油にも多く含まれています。
□ 加工食品は避ける
○ 食べてはいけない食品ワースト3は?
危険な添加物が最も多いのは、かまぼこなどの魚肉練り製品。次いでハム、ソーセージ
などの畜肉塩漬け製品。続いて魚介の干物製品。これがワースト御三家である。
□ 体に良くない加工食品は?
○ 超加工食品の食べすぎは健康障害を引き起こす
糖分・塩分・脂肪を多く含む、高カロリーのものも多い。
▼清涼飲料や炭酸飲料、▼ポテトチップスなどのスナック菓子、▼菓子パン・総菜パン、
▼カップ麺などのインスタント食品、▼ピザ・チキンナゲット、▼ケーキ・クッキー・
ビスケット・パイ、▼ドーナツ・マフィンなどが超加工食品だ。2024/03/06
この記事を参考に、「健康資産」コツコツためましょう !
2024年12月9日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美