今日の気づき-書籍「嫌われる勇気」について ②
第四夜
世界の中心はどこにあるか
個人心理学と全体論
対人関係のゴールは「共同体感覚」
なぜ「わたし」にしか関心がないのか
あなたは世界の中心ではない
より大きな共同体の声を聴け
叱ってはいけない、ほめてもいけない
「勇気づけ」というアプローチ
自分には価値があると思えるために
ここに存在しているだけで、価値がある
人は「わたし」を使い分けられない
□ 個人心理学
1. 集団心理学・社会心理学に対して、個人を研究対象とした心理学。
2. アドラーの心理学。 性欲を重視するフロイトに対して、劣等感や優越への意志を
重要視したもので、社会心理学的傾向をもつ。
□ 集団心理学
〘 名詞 〙 集団心理を研究する学問。集団のもつ精神、すなわち社会意識がいかに
人間の行動を変化させるかを研究する。
□ 社会心理学
社会心理学は、人々の行動や感情がどのように他者や社会的環境によって影響を受ける
かを研究する領域である。個人の内面だけでなく、人々がどのように相互作用し、社会
中でどのように機能するかに焦点を当てる。学生は、実験、調査、観察など様々な方法
を用いて、現実世界の問題に対する解決策を探究する。
□ 共同体感覚
家庭、地域、職場などの共同体の中で人と繋がっているんだ、という感覚のことを言い
ます。そして、人はこの感覚を感じられる時に、幸福だと感じるとされています。
この共同体感覚は、分解すると自己受容、他者信頼、他者貢献、所属感の四つで構成さ
れます。
□ 勇気づけ
勇気づけとは、相手をほめ言葉で評価するのではなく、嬉しい気持ちに共感すること。
2024/06/19
第五夜
「いま、ここ」を真剣に生きる
過剰な自意識が、自分にブレーキをかける
自己肯定ではなく、自己受容
信用と信頼はなにが違うのか
仕事の本質は、他者への貢献
若者は大人よりも前を歩いている
ワーカホリックは人生の嘘
人はいま、この瞬間から幸せになることができる
「特別な存在」でありたい人が進む、ふたつの道
普通であることの勇気
人生とは連続する刹那である
ダンスするように生きる
「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てよ
人生最大の嘘
無意味な人生に「意味」を与え
□ 自意識
自分自身についての意識。周囲と区別された自分についての意識。自己意識。
「—が強い」
□ 自己肯定
他人と比較するのではなく、そのままの自分を認め、尊重し、自己価値を感じることが
できる心の状態を指します。人間関係やパートナーシップ、仕事や自己実現においても、
自己肯定感が土台となり、幸福に大きく影響する感覚です。
自己肯定感の類語として「自信」が挙げられます。2021/02/10
□ 自己受容
○ 自己受容はありのままの自分を受け入れること
正しい自己受容とは、自分がポジティブに感じる部分もネガティブに感じる部分も評価
せず、全部無条件に受け入れるということです。
□ 信用と信頼はなにが違うのか
信用:過去に対し、実績や成果を評価すること。信頼:未来の行動や感情について、
期待すること。微妙なニュアンスの違いですが、「信頼」の方が相手に期待したり、
頼みにしている要素が高いと言えます。2022/12/15
□ ワーカホリック
ワーカホリックとは、仕事に意識を集中しすぎてその他のことが疎かになってしまう
状態、いわゆる「仕事中毒」を指す言葉です。具体的には、常に仕事をしていないと
落ち着かない、仕事以外の事柄に興味が湧かない、プライベートの時間も仕事のことば
かり考えてしまうといったケースがワーカホリックに該当します。2024/01/26
以上で、書籍「嫌われる勇気」のご紹介を終わります。
どうぞ、書籍「嫌われる勇気」を是非、購読いただければと思います。
2025年5月8日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美