今日の気づき-「手中の鳥の原則(Bird in Hand Principle)」
□ 「手中の鳥」とはどういう意味ですか?
○ 手中の鳥の原則(Bird in Hand Principle)
今、手元にあるものを明確にし、それを活かして何ができるか考えることです。2024/05/20
□ エフェクチュエーションの5原則は?
エフェクチュエーションには、「手中の鳥の原則」「許容可能な損失の原則」「クレイ
ジーキルトの原則」「レモネードの原則」「飛行中のパイロットの原則」という、5つ
の特徴的なヒューリスティクス(経験則)が存在します。2024/01/09
□ レモネード法則とは?
○ 「レモネード」の原則
アメリカのことわざが由来です。パートナーとの出会いは、思いがけない目的や手段を
もたらすことがあります。 偶然手に入ってしまったものを受け入れ、「手持ちの手段
(資源)」を拡張する機会としてポジティブに捉えなおすことで、新たな行動の源泉と
します。2024/02/19
□ 「手中の鳥の原則」とはどういう意味ですか?
このことわざを直訳すると「手にしている一羽の鳥は、茂みの中にいる二羽の鳥と同じ
価値がある」という意味になり、「手にしているものを大切にしなさい」という教えに
なります。このことわざの教えのとおり、自身が所有している資源から出発し、具体的
な行動を起こそうとするのが手中の鳥の原則です。2024/08/10
□ ことわざ「手中の鳥」の由来は?
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「手中の鳥」という言葉の由来についてですね!これは、私たち日本人がよく使う
「ことわざ」や「慣用句」と形は似ていますが、実は英語のことわざから来ている
んですよ。
英語のことわざがルーツ 🕊️
「手中の鳥」という言葉は、英語のことわざである「A bird in the hand is worth two in
the bush.」を直訳したものです。このことわざの意味は、「手に持っている一羽の鳥は、
茂みの中にいる二羽の鳥と同じくらいの価値がある」というもの。つまり、不確かな
大きな利益を追い求めるよりも、すでに手に入れている確実な小さな利益を大切にする
べき、という意味が込められています。例えば、猟師がすでに1羽の鳥を捕まえている
なら、その1羽に満足し、捕まえられるかどうかわからない遠くの鳥を追い求めるべき
ではない、といったニュアンスです。
エフェクチュエーションの原則として 💡
この「手中の鳥」という言葉は、特にビジネスの分野で「エフェクチュエーション」と
いう思考法の中で、「手中の鳥の原則」として使われています。
□ 「手中の鳥の原則」とは?
エフェクチュエーションは、優れた起業家たちの思考プロセスを分析して生まれた概念で、
「手中の鳥の原則」はその中心的な考え方の一つです。
この原則では、まず「自分が持っているもの(手段)」からスタートします。
具体的には、
・ 私は誰か?:自分の特性、興味、能力、性格など。
・ 何を知っているか?:専門知識、スキル、経験など。
・ 誰を知っているか?:人脈、社会的ネットワークなど。
これらの「手中の鳥(手持ちの資源)」を使って何ができるかを考え、そこから新しい
ものを生み出していくというアプローチです。一般的な目標を決めてから手段を考える
「目的主導」とは異なり、今あるものを最大限に活用する「手段主導」の考え方なんですよ。
この続きは、次回に。
2025年9月29日
株式会社シニアイノベーション
代表取締役 齊藤 弘美